2021.11.11

オニバス限定カラーマグカップ〜yumiko iihoshi・ReIRABOの魅力〜

オニバスコーヒー各店舗で店内用に使用しているマグカップは、「yumiko iihoshi(ユミコイイホシ)」さんの「ReIRABO(リイラボ)」というシリーズのもの。独特の”まだら模様”と”渋い色合いの黄色”、器の厚みと飲み口の大きさが特徴です。 今回は、私たちが使っているこのマグカップについて少しお話をさせて頂きます。

オニバス限定カラーマグカップ〜yumiko iihoshi・ReIRABOの魅力〜
2021.11. 4

自転車記事へのQ&A!〜自転車の種類と色々な楽しみ方を紹介します!〜

気づくと今年も終わりに近づき、時の経つスピードに驚いている筆者です。今年の7月に書いた「バリスタが語る自転車通勤のススメ!〜6年間自転車通勤をして感じるメリットとは?〜」はとても大きな反響を頂き、店頭でも声をかけて頂くことが何度もありました。本当にありがとうございます。 そんな中で、もっと自転車のことを聞きたい!やここが分からない!という声を多く頂いたので箸休め的に少しお話しようと思います。 1、自転車の種類を説明して欲しい この質問がとにかく多かったです。自転車の種類。これは本当にたくさんあります。端的にこれの回答をするとすれば、「用途」の違いがあります。 コンクリートなどの舗装路をとにかく速く走ることを目的としたロードバイク、街中をある程度快適かつスピーディーに移動するためのクロスバイク、林道や泥、岩などの未舗装を速く走る為のシクロクロスバイク(グラベルバイク)、さらに険しい山々を乗り倒す為のマウンテンバイク、元々は競輪競技から派生したピストバイク(シングルスピード)の5種ほどが大きいところになります。それぞれを少し簡単に説明します。 ①ロードバイク スポーティーでグングン進みます。 ロードバイクのメリットは何といっても快適にグングン進むこと。とにかく速く移動できるように設計されています。ピタピタのジャージを着て走ってるのを想像できるあの感じがまさにロードバイク。デメリットはタイヤが細いのでパンクする可能性が高く、またスピードを出す為にしんどい体勢を続けないといけなかったりします。 身体的にも求められますが、まさにスポーツ!といった感じでしょうか。通勤や趣味でガッツリ走りたい人にはいいかもしれません。 ②クロスバイク 街で乗りやすくカゴなども付けやすい形が多い。 クロスバイクは、このブログを読む方にとって一番身近になるかもしれません。ロードバイクよりももっと街での使用をメインに考えられており、タイヤが少し太くパンクのリスクが少なかったり、フレームの設計も上体が上がるように出来ており、視野が広くなるのがメリット。ロードバイク程はグングン進みませんが、ある程度快適に進みますし、価格も抑え目なものが多いので、とりあえず乗ってみたい人にはピッタリです。 ③シクロクロス(グラベルバイク)とマウンテンバイク グラベルとは悪路という意味。川だって走れます。一応筆者です。 この辺りはかなり趣味的なジャンルとも言えます。街や舗装路ではなく、山を中心とした未舗装の道を走るのに適した設計でタイヤが格段に太く、林道や、川、泥、岩なんでも走り切れます。タイヤが太い分重くなるのでスピードは出しにくいですが、パンクの心配はかなり少ないです。 筆者がメインで乗るのもこのグラベルバイク。タイヤが太いので安定した走りかつゴツい見た目が男心をくすぐりますよ。 ④ピストバイク(シングルスピード) シンプルですっきり。きれいなフォルムに一目惚れ多数。 ピストバイクは少しやんちゃなイメージがあるかもしれませんが、元々は競輪競技からきています。なんといっても特徴的なのはギアがありません!それゆえ、削ぎ落とされたシンプルな見た目がなんとも言えない造形美です。また、ピストバイクは固定ギアといって後ろにペダルを踏むと、後ろに下がります。つまり回り続けるペダルを脚の力でコントロールしつつこぐことになるので、身体的なパワーを求められます。独特な乗り味は是非試してみて欲しいところです。 自転車の種類は「用途」が違うというのが何となく分かりましたでしょうか。好みに合わせて選べるのが魅力の一つでもあります。興味のある方向に振ってもいいですし、見た目で選んじゃうのも楽しかったりします。是非自分に刺さる自転車を選んでみて下さいね。 2、通勤以外の自転車楽しみ方 舗装路だけが道じゃない。進まないところは押していきます。 通勤での自転車に慣れてきて何か他のことしてみたい!これもよく聞きました。 実は色々なアクティビティがあるのですが今回はその中でも、今流行っているものやグループライドと呼ばれるグループで自転車に乗ることなどを紹介してきます。 ①最近ブームのバイクキャンプ 自転車に荷物を積んで走る。なんとも男心をくすぐります。   一つ目のおすすめはバイクキャンプです。自転車にテントや寝袋などを載せて、近場のキャンプ場まで自転車で移動そしてキャンプをするという楽しみ方です。必要最低限の荷物を考えたり、行くまでのルートの選定、着いたときの達成感など魅力は色々詰まっています。何よりも自然の中で飲むコーヒーは美味しい! いわゆる一人でのキャンプを楽しむソロキャンのひとつの方法としてもかなりブームがきてます。キャンプまではいかなくても焚き火台だけもって河原でコーヒーでも飲みながら友人と火を眺めるのも良いですね。 ②少し離れたコーヒーショップに行ってみる...

自転車記事へのQ&A!皆さんの疑問を解消します!〜自転車の種類と色々な楽しみ方を紹介!〜
2021.10.28

ONIBUSイベントレポート〜コーヒーが人と人、自然と都市を繋ぐ!〜

コロナ禍で今までのようにコーヒー産地へ行けなくなった昨今、オニバスコーヒーは日本国内で農的知見を深めたり、自然に親しむ活動を積極的に行ってきました。 その中で農や食、自然への循環の想いをきっかけに出会った人々も。東京都板橋区にあるレストランHASUNE PLANTさんとの一日コラボカフェ、山梨県小菅村での小さな映画祭でのコーヒーサーブ。2つのイベントの様子をレポートします。

ONIBUSイベントレポート コーヒーが人と人、自然と都市を繋ぐ
2021.10.14

読書の秋!世界のコーヒーの本たち〜秋の夜長のお供に〜

知られざるコーヒーの本たち コーヒーがホットでもアイスでも美味しく楽しめる秋は、コーヒーを味わうベストな時期。 そして「秋」といえば、食欲の秋や芸術の秋とも表現されますが、今回は「読書の秋」ということで、世界のコーヒーの本を厳選して紹介しようと思います。 カフェの紹介などは雑誌の特集などでもよく目にしますが、コーヒーに特化した本を読んだことがある人は意外に少ないのではないでしょうか。インターネットで様々な記事が読める便利な現代ですが、コーヒーの書籍は図解なども多く、実物で大きく広げて見てみるのがオススメ。気になるものは是非、手に取って読んでみて下さいね。 ①現代スペシャルティコーヒーの大事典 「THE WORLD ATLAS OF COFFEE」 James Hoffmann 著 日本語訳有り まず初めにご紹介するのは、2007年のワールドバリスタチャンピオンにも輝いたイギリス人ジェームス・ホフマン氏によって書かれた「THE WORLD ATLAS OF COFFEE」です。この本ではスペシャルティコーヒーの基本知識が分かりやすく網羅されています。カラフルな図解や産地の写真も多く、少し小難しくなる話も楽しく読むことが出来ます。品種や精製(以前記事も併せてどうぞ!)はもちろん、エスプレッソやフィルターコーヒーの抽出、焙煎なども概要が分かるようになります。筆者も家で何かとペラペラ開くことの多い辞書的な側面もあります。文量はかなりあるので、一気に読むのはなかなか骨が折れますがゆっくり楽しんで下さい。  また、ジェームス・ホフマン氏はコーヒーギークの間では有名なユーチューバーでもあり、様々なコーヒーコンテンツを展開しているので気になる方は見てみて下さい。筆者もほぼ全て見てます。笑 当たり前ですが、英語なので頑張って聞き取って下さいね。 ②どの人にも読みやすく開かれた名著 「COFFEE WITH TIM WENDELBOE」 Tim Wendelboe 著 日本語訳有り...

読書の秋!世界のコーヒーの本たち〜秋の夜長のお供に〜
2021.10. 7

【2024年サービス終了いたしました】「CUPLES」リユースカップでテイクアウトの新しい習慣...

CUPLESはリユーザブル(=繰り返し使える)カップをシェアするサービスです。環境に配慮しつつ、気軽にテイクアウトでコーヒーを楽しんでもらうために誕生しました。オニバスコーヒー各店舗、アバウトライフ、その他ショップの垣根を超えてサービス開始現在は27店舗が加盟しています。ぜひご活用ください!

「CUPLES」リユースカップでテイクアウトの新しい習慣 〜カップのシェアサービス開始しました〜
2021.9.30

知っておきたい!コーヒーの「欠点豆」とは?〜スペシャルティコーヒーとの関係性〜

『欠点豆』というコーヒー豆の存在をご存知でしょうか? 一口にコーヒー豆と言っても国や品種によって、一粒一粒の大きさ・固さ・重さなど違いは様々。その中でも、割れてる・欠けてる・小さすぎる・色がおかしい、などと言ったように、よくよく見ると形や表面に違和感を感じる豆も存在します。コーヒーは農作物なので、一つ一つに違いがあるのも当然の話です。 では、そのような豆が一体、1杯のコーヒーにどのような影響を与えるのでしょうか。今回は、美味しいコーヒーを淹れることを目指すのならば見てみぬふりはできない、「欠点豆」に関してのお話しです。 欠点豆とは?  そもそも「欠点豆」とは、どういうものなのでしょうか?ざっくりとお伝えすると、”コーヒーの味に悪い影響を与えてしまう豆”であるということ。 コーヒーの生産地でコーヒーチェリーを収穫し精製する過程の中で、豆の選別と異物排除を行う工程がありその際に「欠点豆」もある程度取り除かれます。しかし、その場で完全に排除する事は難しいもの。また、どんな精製方法なのかによっても、取り除ける限界は異なります。(その精製方法については、こちらの記時もぜひ読んでみてくださいね!) 更に、コーヒー豆内の異物に関しては、精製後の輸出入の過程や管理状態に寄っても、再度混入してしまう可能性も大いにあります。ですので、欠点豆除去に対してどんなに綿密な精製方法であっても、生産地である程度の豆の選別がなされていたとしても、改めて焙煎時や抽出時において「欠点豆」の存在は念頭に置いておかなければなりません。 欠点豆の種類と特徴 ではまず、どんなものが「欠点豆」であるかを知る為に、代表的な欠点豆の特徴を紹介します。 変形しており目視でわかるもの 味には大きく影響を及ぼしませんが、混入が目立つと若干の雑味になる可能性があるので、クリーンカップを目指すなら是非とも取り除きたい欠点豆です。目視で変形が確認できる豆の特徴は以下の3点です。 ・欠け豆、割れ豆部分的に欠けている豆を「欠け豆」、割れている豆を「割れ豆」と言います。コーヒー豆らしい楕円の形をしいていないので目視でも分かりやすく、発見することが出来ます。精製時の脱穀や乾燥時に欠けてしまったり、運搬の過程で何かしらの衝撃で欠けたり割れたりしてしまうことなどの要因がありますが、主に外的要因によって欠点豆になってしまう場合がほとんどです。 ・未成熟豆大きさがやけに小さかったり形がいびつな豆を「未成熟豆」と言います。まだ成熟していないうちに収穫されてしまうのが要因です。十分に成長していない為、混ざったまま抽出を行うと、若干青臭さを感じます。 ・貝殻豆外観が殻のようで中が空洞になっっている豆のことを、「貝殻豆」と言います。そうなってしまう要因は遺伝的なものなど様々あるのですが、説明すると長くなってしまうのでここでは割愛しますね。空洞がある為、焙煎時に火が入りやすく焼きムラが目立ったり、抽出時に混ざってしまうと少し焦げた印象にもなります。 表面に斑点やムラがあるもの  コーヒー豆の形は正常だが、表面に斑点やムラがあるものは、味への悪影響が大きくなります。分かりやすいものもあれば、見分けが難しいものもあるので、心配なら全て排除してしまうのが無難です。 ・カビ豆コーヒー豆の表面や割れ目に、主に青カビが生えている豆を「カビ豆」と言います。収穫から保管の過程で発生します。カビはカビなので味云々より人体にも良いものではないですね。 ・発酵豆、黒豆発酵しすぎてしまった豆を「発酵豆」と言います。精製方法の過程でコーヒー豆を発酵槽へ浸ける工程があるのですが、長時間浸けすぎたり、発酵槽の汚れ・水の汚染などが発生の原因です。さらに不適切な乾燥や過発酵などで黒く変色したものが、「黒豆」です。不快な異臭や雑味になるので、必ず取り除きます。 ・虫食い豆コーヒー豆の表面にポツポツと黒い穴が空いている豆があったら、それは「虫食い豆」の証拠。生産国で幼虫が豆に穴を開けてしまったもので、これは異臭や雑味の大きな要因となります。 コーヒー豆ではない、異物 代表的なのが小石やトウモロコシなど。 小石は、焙煎したコーヒ豆に似た色や見た目のものもあるので、目視はもちろん、コーヒー豆をしっかりと手で掬い上げて手触りでも確認する必要があります。小石が混ざっている場合、見分けられずにグラインダーで挽いてしまうと、機械の故障の原因にもなるので要注意です。 トウモロコシはそのままトウモロコシです。取り除かないと、稀に、焙煎終了後に弾けたポップコーンが混ざっていることも!なのでその時には明らかに分かります。 上記で挙げた欠点豆や異物は一部に過ぎなく、実際の現場ではその他にも様々なものが発見されます。異物に関しては、コーヒーが液体になった時点で混入しいてることはまずありませんが、欠点豆は意識して排除をしないと、カップクオリティーの低下の原因にもなりますので注意しましょう。 そして、それら欠点豆や異物を取り除くために必要な作業が、「ハンドピック」というものです。 欠点豆を取り除く「ハンドピック」とは? 欠点豆や異物を取り除く手作業のことを、「ハンドピック」と言います。一粒一粒の豆を目視して手で触れながらコーヒー豆を吟味し選別していく、それはそれはとても地道な作業です。 生産地での精製処理後や焙煎前後に必ず行う作業なのですが、いざコーヒーを淹れようと必要な分量を量ると、その少量の中にでさえ意外と見つかったりもします。 その欠点豆を一つ一つ丁寧に取り除くことで、とてもクリーンで美味しいコーヒーになる可能性が格段に上がり、コーヒー豆本来の味わいをより感じられるようになります。 スペシャルティコーヒーには、欠点豆は無い!? ...

コーヒーの欠点豆とは?スペシャルティコーヒーとの関係性