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”ホームブリュー”を始めよう!〜お家で美味しいコーヒーを淹れる為にまず揃えたい、必要な道具は?〜

”ホームブリュー”を始めよう!〜お家で美味しいコーヒーを淹れる為にまず揃えたい、必要な道具は?〜

1年で最も寒い時期である2月が始まりましたね。しかし暦の上では、2022年は2月4日が立春です。この寒さで少し気が早いかもしれませんが、春といえば何か新しいことに挑戦したり、新たな目標や志を掲げている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、「自分でコーヒーを淹れてみたい!」とずっと思っているものの、道具を持ってなくて、、、結局何を購入したらいいのか分からない、、、というあなたへ。オススメしたい器具は挙げればキリがありませんが、今回は自宅で淹れるコーヒーの中でも、”ハンドドリップ”に焦点を当て、『最低限必要な道具』と『これがあればもっと美味しくなる道具』についての内容です。

これを読めば、これから一からコーヒーを始めようと思った時の必要な道具を知ることができ、スペシャルティコーヒーをご自宅で気軽に楽しめるようになりますよ!

コーヒーを淹れる為に、最低限必要な道具

そもそもコーヒーを淹れる為に必要な道具を揃えようと思った時、どの道具がどんな役割を果たすのかを把握していることが大切です。というのも、その役割さえ分かっていれば、この道具でなくてはならない!という固定概念も無くなるからです。

基本的なコーヒーを淹れる一連の所作は、

お湯を沸かす

コーヒー豆を挽く

ドリッパーに挽いた粉をセットする

粉にお湯を注ぐ

コーヒーが出来上がるのを待つ

カップにコーヒーを注ぐ

以上です。こう考えるとコーヒーを淹れることはとてもシンプルで、必要な道具は

・お湯を沸かす道具(やかんや電気ケトルなど)
・コーヒー豆を挽く器具(コーヒーグラインダー・ミル)
・ドリッパー・フィルターなど
・お湯を注ぐ道具
・コーヒーカップ

ぐらいと考えられるでしょうか。

コーヒーを挽く器具

コーヒーを挽く器具

コーヒーを淹れるには、コーヒー豆を細かくすることが必要です。その為に使う道具が、”グラインダー”です。これはスペシャルティコーヒーを美味しく淹れる為に大切な器具の一つと言っても過言ではありません。しかし、グラインダーは家庭用のものだと手挽き製と電動製があり、その中でも性能や種類が豊富にあり値段もピンキリです。刃の形状・挽ける粒度・動作音の大小・摩擦熱の有無・掃除のしやすさなど、価格に加え購入時に比較したい部分はたくさんあるので、オススメのグラインダーの話をするとキリがなく、、、この話は今回は割愛しますので、また別の機会で詳しく特集しますね。

ドリッパー・フィルター

抽出器具

もし、これからコーヒーを始めようというタイミングならば、まずはハンドドリップから始めてみましょう!なぜかというと、ハンドドリップは注ぐ楽しさと、作り出せる味の自由度の高さがあるからです。自宅で淹れるコーヒーの醍醐味はなんといっても、一杯一杯を自分の手で淹れられること。注ぎ方や湯量によって味が変わることに気づき、コーヒーの魅力にどんどんハマっていくことでしょう。

ドリッパーを使用する際は、ドリッパーの下に置く、抽出されたコーヒーの液体を受ける役割をする”サーバー”もあると便利です。ただ、1杯だけの場合はカップで直接受けても、全く問題ないので必須ではないです。

フィルターにも様々な種類がありますが、ペーパーフィルターはドリッパーのサイズに合ったものを使用しましょう。

コーヒーカップ

抽出器具もグラインダーと同様、種類が豊富です。形状が違えば抽出方法も違い、味の出方も変わります。これも話し始めたらキリがない、、、ので今回は、様々あるコーヒーの抽出器具の中から、ハンドドリップの器具、つまり”ドリッパー”をおすすめします。なぜかというと、ハンドドリップは注ぐ楽しさと、作り出せる味の自由度の高さがあるからです。自宅で淹れるコーヒーの醍醐味はなんといっても、一杯一杯を自分の手で淹れられること。もし、これからコーヒーを始めようというタイミングならば、まずはハンドドリップから始めてみましょう!注ぎ方や湯量によって味が変わることに気づき、コーヒーの魅力にどんどんハマっていくことでしょう。  ドリッパーを使用する際は、ドリッパーの下に置き抽出されたコーヒーの液体を受ける役割をする”サーバー”もあると便利です。ただ、1杯だけの場合はカップで直接受けても、全く問題ないので必須ではないです。

コーヒーを飲む為の、自分の好きなカップを用意してくださいね。美味しいコーヒーが更に美味しくなり、幸せな気分になること間違いなし!

これがあれば、コーヒーは更に美味しく淹れられる!

 

上記でお伝えした道具を用意すればコーヒーは淹れられるとお伝えしましたが、実はもう少し、付け加えたい道具があります。そして、その付け加えたい道具こそが、スペシャルティコーヒーを美味しく淹れられて楽しめる重要なポイントでもあるので、是非とも参考にしてもらえればと思います。

①スケール(量り)

スケール(量り)

サーバー(コーヒーカップ)と、ドリッパーを乗せられるサイズのスケールを用意しましょう。スケールの役割としては、最初にコーヒーの粉量を量ることと注ぐお湯の量を量ること。なぜ量る必要があるのかというと、美味しいコーヒーを淹れるのに欠かせないポイントが、”粉とお湯の量の比率”だからです。

オニバスコーヒーのハンドドリップでは、『コーヒー粉:お湯=1:17.3』という比率をベースにしています。つまり、使用する粉の17.3倍の湯量を注げば良いのです。しかしこれはあくまでも、オニバスコーヒーのレシピ。自宅で淹れる際は、比率を変えてみるのもいいですね!それを量るためにも、スケールは必須です。

②タイマー

タイマー

 コーヒーの抽出に欠かせないのが、”時間を計る”という工程です。コーヒーの抽出が終わるまでの時間が早すぎると水っぽい液体になったり、遅すぎると渋さや雑味が出る原因にも繋がります。抽出時間が短い場合はグラインダーの挽き目を細かく、時間が長い場合は粗くしてみましょう。

ちなみにオニバスコーヒーで推奨している抽出時間は2分30秒〜3分の間です。参考にしてみてくださいね。

③ティースプーン

ティースプーン

これは上級者向けのアディショナルな道具。といっても、ティースプーンはどのご家庭にもあるのではないでしょうか。

ティースプーンの役割は、コーヒーの粉に最初にお湯を注いだタイミング(蒸らし)で、粉をとお湯かき混ぜ、蒸らしの効果を上げることです。この工程があることで、浅煎りのスペシャルティコーヒーの味わいをグッと引き出すことができます。

 

以上3つの道具があれば、自宅でのコーヒーが更に美味しくなり、その味わいも安定すること間違いなしです!これらは、私たちバリスタがコーヒーを淹れるときに使用している道具そのものです。しかも意外と、特別買い足す必要がない方もいるかもしれませんね。

私たちが幾度となく伝えていることではありますが、『全てを計る』ことは、美味しいコーヒーを淹れる為にとっても重要なことです。全てとは、コーヒー豆(粉)の量・注ぐお湯の量・時間(蒸らし時間・注ぎの間隔の時間・全体の落ち切りの時間)です。その為に必要なスケールやタイマーは、是非とも用意をして欲しいと思います。

過去の記事では、おいしいコーヒーを淹れるコツを紹介した記事も。ぜひ参考にしてみてくださいね。

「HOME BREWING SET」の奨め

HOME BREWING SET

オニバスコーヒーのオンラインショップでは、この「HOME BREWING SET」というものを販売しています。このセットの魅力は、なんと言ってもコーヒー抽出に必要な器具を自分であれこれ買い集める必要がなく、全てが一度に手元へ届くこと。

セット内容としては、

・ドリッパー「ONIBUS COFFEEオリジナルドリッパー(HARIO V60 01 セラミック)」
・サーバー「HARIO V60 レンジサーバー360クリア」
・ハンドミル「HARIO コーヒーミル セラミックスリム」
・ペーパーフィルター「V60ペーパーフィルター01W 40枚」

の4点です。

もちろん、各種単体でも販売しているので、必要な物だけでもご購入していただけますよ。

さいごに 

今回の記事では、ホームブリューをスタートさせる為にぜひ揃えて欲しい道具を紹介しました。もし今まで、自分でコーヒーを淹れてみたいと思っていたけど、まだ道具も何もなくて、、、という方がいましたら、ぜひこの機会に思い切って始めてみてはいかがでしょうか?まずはハンドドリップから。どんな小さなことでもコーヒーに関して分からないことがあれば、私たちにいつでもお尋ねくださいね!

この寒さのピークを過ぎたら、少しずつ暖かい春が近づいてくることでしょう。10年目に突入したオニバスコーヒーも、この春から新店舗オープンなど新たな取り組みをスタートさせていきます。

新しい一年も、美味しいコーヒーと共に素敵な日々にしていきましょう!

執筆者:小倉未紀