2023.3.10

デーセルコース〜『日常』から少し飛び出した『非日常』の体験を〜

ONIBUS COFFEEではスペシャルティコーヒーと素材にこだわった焼き菓子や生菓子、自由が丘店ではアシェットデセールやブランチなど、『食』を通して季節を感じていただけるのはもちろん、『食材の透明性』(生産者や素材)を皆様へお伝えするようなメニューを考案しています。 そのひとつとして、自由が丘店の週末限定アシェットデセールを提供するヘッドペイストリーシェフ/スイーツディレクターでもある山中浩平による【デセールコース】を2月に開催致しました!

デーセルコース〜『日常』から少し飛び出した『非日常』の体験を〜
2023.3. 3

ONIBUS COFFEE Bangkok is now hiring!

ONIBUS COFFEE Bangkok is now hiring! We are looking for team members to join our first shop in Thailand. Here's job information.

ONIBUS COFFEE Bangkok  is now hiring!
2023.2.23

『奈良山園』訪問レポート〜生産者と消費者を繋ぐ都市型循環目指す農園〜

自由が丘店はONIBUS COFFEEで唯一ランチメニューや生菓子を楽しんでいただける店舗なのですが、コーヒー同様、扱っている”食材”の透明性も大切にしています。私たちが扱っている食材の一つに、『奈良山園』のお野菜や果物があります。そして奈良山園といえば毎月1回開催される『CSA LOOP』のパートナーでもあります。 今回の記事は、そんな『奈良山園』へ1月に訪れた時の訪問レポート。ぜひご一読ください!

『奈良山園』訪問レポート〜生産者と消費者を繋ぐ都市型循環目指す農園〜
2023.2.16

みんなで育てるサステナブルの種vol.1〜那須店“森の日”に考える今できること〜

ONIBUS COFFEE那須店では、毎月第2木曜日の、GOOD NEWS定休日を『森の日』として、施設内の森や資源の循環のための活動にあてています。2023年2月の森の日には、ベトナムに展開するピザレストラン”Pizza 4P's”の創設者によるサステナブルワークショップが開催されました。ここでの学びやここからみんなではじめるONIBUSのサステナブルアクションを考えます。

みんなで育てるサステナブルの種vol.1〜那須店“森の日”に考える今できること〜
2023.2. 9

店舗周年レポート〜1月奥沢店・中目黒店〜

年が明けあっという間に過ぎ去った1月。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。 1月というのは新年の始まりであり、そして忘れてはならないのがONIBUS COFFEEの誕生日。2023年1月で11年を迎えることができました。 昨年の10周年イヤーを超え今や7店舗となったONIBUS COFFEEですが、周年を迎えるとやはり今までやってこれたことやお客様への感謝、そして新しい1年もさらに邁進していこう!と気持ちを新たにできるきっかけとなります。 今回のブログは、周年を迎えた奥沢店・中目黒店の2店舗のマネージャーより、どんな周年を迎えたか?をレポートして頂きました。

店舗周年レポート〜1月奥沢店・中目黒店〜
2023.2. 3

「アフリカの奇跡」と呼ばれるルワンダの魅力!〜美しい街並みと穏やかな人々〜

ONIBUS COFFEEで提供しているルワンダのコーヒー。酸味と甘さのバランスが絶妙で、お店でも人気の銘柄です。ONIBUS COFFEEでは産地まで訪れて生産環境を見て、生産者さんとお話をし、新しい取り組みなども積極的に行っています。ルワンダの生豆を輸入しているグリーンパスチャーズ様より依頼を受け、ルワンダコーヒーの買い付けもお手伝いしています。今日はそんなルワンダのコーヒーのお話を皆さんにしていきたいと思います。2022年産ニュークロップのルワンダも入港してきて、まさにフレッシュな話題。ルワンダの国のこと、エクスポーターやウォッシングステーション、カッピング会の様子などご紹介していきます。まずはルワンダの国について少しずつお話ししていきます。 ルワンダについて ルワンダの首都キガリ近郊。泊まったホテルの目の前の道です。 東アフリカの小さな国ルワンダ共和国。内陸に位置するこの国は、約1200万人が住んでいます。首都はキガリ。空港も首都にあります。言語はルワンダ語、フランス語、英語、スワヒリ語が話されています。日本からは青年協力隊も多く派遣され、農業特にコーヒー農家さんへの派遣も人気です。首都キガリ周辺の街並みはヨーロッパのようなきれいな建物が並び、ゴミも全く落ちていません。それもそのはず、ルワンダでは環境に配慮した国作りのためにビニール袋やプラスチックバッグが禁止されています。それを持ち込ませないために空港でも厳しくチェックされています。徹底していますね。スーパーでの買い物などは基本的に紙袋、大抵の人たちはエコバッグを持参していました。また、アフリカのマーケットでは通常治安の悪さが目立ちますが、ルワンダのマーケットでは子連れのお母さんも出入りするほど、治安が良いです。  農園へ向かう途中で出会った子供たち。ムラホ!と呼びかけると笑顔で応えてくれます。ルワンダという国についてイメージすることはどんなことでしょうか。よく聞くのがなんか物騒なイメージ。虐殺とかあったような。確かにルワンダでは「ルワンダ大虐殺」という過去があります。ツチ族とフツ族の民族抗争で国内で殺し合いが起き、100日間で約100万人が亡くなってしまう凄惨な歴史的事件です。このようなことがありながら、現在では女性1人で夜出歩いても大丈夫と言われるほどに治安が良く、観光客も多く訪れる国です。特にマウンテンゴリラは人気ですが、今回の話とは無縁でしょう。内戦後にルワンダの特徴と言える社会的背景として2点あります。まずは、女性の地位向上です。ジェンダー平等の精神が根付き、2008年には世界で初めて女性の国会議員が過半数を超えました。次にIT分野を初めとする経済の目覚ましい発展から「アフリカの奇跡」とも呼ばれています。次に、ルワンダのコーヒーを輸出するNAEB(ナイーブ)、エクスポーターについて話してみます。NAEBは輸出を管理する機関、エクスポーターはコーヒーの生産管理を行ってます。訪れた際には、それぞれの管理するウォッシングステーションや農園を案内をしてもらっています。 NAEB(ナイーブ) ルワンダのコーヒーは輸出する際に必ずNAEB(National Agricaltural Export Development Boardの略。通称ナイーブと呼びます。)という機関を経由して輸送されます。 ここは厳重な扉で管理されており、中に入ると小さな街のような印象です。多くの部門に分かれて管理されていますが、その中にコーヒーもあります。生産されて国外に輸出するコーヒーを全てこちらでチェックし、記載された品質に問題がないかを確認します。その後倉庫に保管されたコーヒーは輸出されます。ルワンダでは外貨獲得の主な産業としてコーヒーが位置付けられるほど、大切にされています。そのため輸出の管理はもちろん、コーヒーの苗(基本的にブルボン種のみ)や、肥料などを国から配布しています。そんな大切なコーヒーの生産管理を行なっているのが、エクスポーターです。 ルリウォッシングステーション ルリウォッシングステーションの様子。RWASHOSCCO(ルワショスコ)はルワンダを代表するエクスポーターのひとつです。オフィスの中ではカッピングが出来るように専用の部屋が作られていて、クオリティをチェックしています。 RWASHOSSCOのオフィス。代表のアンジェリークさんはルワンダスペシャルティコーヒーの生産管理だけでなく、社会問題やオーガニック認証などの積極的な取得など、先進的な取り組みを行っています。 RWASHOSCCO代表のアンジェリークさん。今回ご紹介するのは、RWASHOSCCHOが管理するウォッシングステーションのひとつである、ムササルリウォッシングステーションです。高い標高を誇る北部ガケンケ地区に位置し、急斜面な場所にアフリカンベッドがありサンドライに適しています。ルリの最大の特徴と言ってもいい点として、精製を行い、その後発送の準備まで敷地内で行うことが出来ることです。通常、ルワンダのコーヒーを出荷する場合は、先述のNAEB(ナイーブ)でチェックをして出荷作業を行いますが、ルリウォッシングステーションでは徹底した管理が認められ、出荷作業の一部を行うことが出来ます。このことから、先のアンジェリークさん曰く、精製から出荷までの全てのプロセスを働く人たちに見せることが出来ると言っていました。 筆者がルワンダを訪れた際には、必ず訪れていますが毎年新しい機械が増えていたり、常に革新的なコーヒーの生産に取り組んでいます。2019年に訪れた際に、ルリウォッシングステーション内の大きな倉庫のひとつに、ベルトコンベアでハンドピックが出来る棚が導入されていました。ONIBUS COFFEEで現在販売中のルワンダ ルリ Lot.1904 もこのウォッシングステーションです。「Lot.1904」というのは4月19日に収穫されたもののみをデイロットとして分けたものです。 レメラウォッシングステーション BUF COFFEE(バフコーヒー)が管理するレメラウォッシングステーションは、ルワンダ南部ニャマガベ地区に位置しています。BUF COFFEEの代表を務めるサミュエルさんは、コスタリカやグアテマラなどの生産国を訪れ、最新の技術を学び、実践しています。伝統的なフリーウォッシュトだけでなく、ナチュラルやファンキーナチュラルなども実験的に行なっています。ONIBUS COFFEEでも以前取り扱いのあったレメラアンダーシェードというコーヒーは、こちらのウォッシングステーションで精製されたコーヒーでした。アンダーシェードというのは、写真にあります通り、巨大な棚を設置し、雨の日も安定したドライイングが出来るようにしています。レメラウォッシングステーションはBUF COFFEE最初のウォッシングステーションです。現在の代表サミュエルさんの母であるエピファニさんはこのBUF COFFEEの創設者であり、先述のRWASHOSCCOより独立し、良好な関係を築いています。...

「アフリカの奇跡」と呼ばれるルワンダの魅力!〜美しい街並みと穏やかな人々〜