ブログ:私たちのパートナー
『TASK COFFEE』が再定義するスペシャルティコーヒーの素晴らしさ〜ONIBUS OB ...
9年に渡りONIBUS/ALCBでキャリアを重ねた田崎将司さんが、世田谷に自身のお店TASK COFFEEをオープンしました。ONIBUSの経験を糧に田崎さんがTASK COFFEEで実現したいこととは?3坪のお店いっぱいに詰め込んだ想いを伺いました。
奥沢に吹く新しい風『ミヤチ商店』爽やかにOPEN〜ONIBUS OG訪問 Vol.3〜
12年半の歴史に幕を下ろしたONIBUS COFFEE奥沢店。この場所に、新しい風を吹かせるように誕生した『ミヤチ商店』店主の宮地さんにインタビュー。お店に込めた想いやこだわり、これから目指すお店の在り方をプレオープンの様子を交えてお届けします。
用賀にひっそりと「STAN COFFEE AND BAKE」〜ONIBUS OG訪問 Vol.2!〜
前回のONIBUS OB訪問「Sniite」に続き、今回はVol.2ということでOG訪問をしました!2020年8月13日、東京都世田谷区の用賀にオープンした「STAN COFFEE AND BAKE」。ONIBUSのコーヒーと、STANオーナー手作りの焼き菓子が楽しめるお店です。 お店をほぼ一人で切り盛りするオーナーの石渡やえさんは、多くの飲食店で働いた後、ONIBUS COFFEEの渋谷に構える店舗ABOUT LIFE COFFEE BREWERS(以下ALCB)でバリスタとしても働いていました。当時も一緒に働いていた筆者がインタビューし、オープンしたお店のことや、これまでのことを聞いてみました。是非お楽しみ下さい! 店内にはたくさんの植物やドライフラワーが並ぶ 田崎:ALCBでも一緒に働いていましたが、今日は改めてお店のことを色々と聞かせて下さいー!やえさんは飲食業がとても長いと思いますが、どんな始まり方だったんですか。 石渡:よろしくー。飲食業の始まりは高校卒業して18歳のときに上京して、働いたイタリアンが始まりかな。そのときは料理を主に作っていたよ。 田崎:料理がメインだったんですね。お菓子やコーヒーに目覚めるのはその頃からですか? 石渡:お菓子はサブ的に作ってたけどまだその時はあんまりだった。コーヒーもボタン押すだけで出来る全自動マシンを使ってたよ。(笑) LA MARZOCCO LINEA-PB2を扱うやえさん 田崎:全自動マシンでのコーヒー作りから始まったやえさんのバリスタ人生は、どうやってのめり込んでいったんですか。 石渡:10数年色々な飲食店で働いたあと、Paul Bassett(※)で初めてちゃんとしたエスプレッソマシンのコーヒーを学んだよ。そこでは2年くらい働いていました。 ※Paul Bassettはバリスタ世界チャンピオンであるポールバセットによるエスプレッソカフェ。東京では現在新宿、渋谷にお店を構える。 田崎:そのときが初めてのエスプレッソマシンだったんですね。 石渡:そうそう。その頃、ONIBUS COFFEEのオーナーの篤史くんがポールバセットにコーヒーを飲みに来たりしてたから、ONIBUSのことも篤史くんの人柄もよく知ってたよ。その後、退職したあとに色々なタイミングが重なってALCBで働くことになった。 田崎:僕たち、ALCBでは大体いつもシフト被ってましたね。(笑)何か思い出に残っていることはありますか。 石渡:いやたくさんあったよ。(笑) まずあのお店の狭さ大きさでこんなにお客さんが来るんだっていう衝撃。たくさんの海外観光客やコーヒーオタクも来ていて、コーヒーが好きな人が集まるお店だなと思った。(※) (※)ALCBはわずか5坪のテイクアウトメインのコーヒースタンド。...
蛇崩の謎多きコーヒーロースター「Sniite」〜ONIBUS OB訪問!Vol.1〜
Sniiteオーナー神戸(左)、スタッフ源田(右) 筆者が現在マネージャーを勤める渋谷のABOUT LIFE COFFEE BREWERS(以下ALCB)。ALCB初代のマネージャーであり、東京のコーヒーシーンを引っ張っていた神戸渉さん。5年間勤めたONIBUSを卒業後、2020年自身がオーナーとしてコーヒーロースター「Sniite(スニート)」をオープンしました。 中目黒、祐天寺、池尻大橋のちょうど間、蛇崩(じゃくずれ)にあるSniiteは駅から離れているにも関わらず、連日多くのお客さんが通っています。 下準備期間を含めた構想から約1年半、コーヒーロースターSniiteのオーナーである神戸渉さんにインタビューを敢行しました。 ONIBUSの卒業生がどのような道に進んでいるのか、詳しくご紹介していきます! ONIBUS COFFEEでの始まり 文字盤に光る「sniite」機械好きの神戸さんらしい。 田崎:今日はONIBUSで働くきっかけから現在のSniiteの魅力まで、色々とお尋ねしたいと思っています。早速ですが、今更すぎて聞けなかったのですが、神戸さんがオニバスで働き始めたきっかけを教えて下さい。 神戸:はい、よろしくお願いしますー。当時、厨房機器の業者として働いているときにオニバスのオーナー篤史くんとポップアップイベントを通じて知り合いました。その後、うだつの上がらない生活をしていたときに、渋谷の新しいコーヒースタンド(現ALCB)を立ち上げるということでオニバスに参画しました。 田崎:ポップアップがきっかけだったんですね。そして現在のALCBへ。 神戸:そうそう。そこから5年間ALCBで働きました。3年目くらいから焙煎もして、コーヒー豆の産地であるグアテマラにも2度訪れました。そこで出会った豆の「アンティグア」はを今でもSniiteで使用しています。 ABOUT LIFE COFFEE BREWERSでの日々 アメリカのシアトルにて行われたマルゾッコカフェでのイベント。ドイツのBONANZAと一緒にコーヒーを提供。 田崎:ALCBには近隣のオフィスの方々やコーヒーラバーも多く訪れていましたが、それ以上に海外のお客さんとの出会いがたくさんあったそうですね。 神戸:そうだね。海外の観光客がふらっとコーヒーを飲みに来て「どこから来たの?」という会話から始まり、話していると実は、「有名コーヒーロースターの中心人物だった!」なんてことは日常茶飯事でした。 当時は多くのゲストバリスタイベントもあって、オーストラリアからはArtificer coffeeやMecca、Sevenseeds、ドイツからはBONANZA、アメリカからはHeartなど数えたらキリないほど、世界的なコーヒーマンがALCBで普通にコーヒーを淹れていました。多くのゲストバリスタイベントで世界と繋がった経験などとても楽しかったし、常連のお客様の会話なども含め、常に刺激に溢れていて飽きることがなかったです。 田崎:コーヒーで世界が広がった瞬間を肌で感じられました。さりげなく海外アーティストも来たりしてビックリしたこともありましたね。(笑) 神戸:あったね。(笑) ほんとにさりげなく来るから本当にびっくりするよね。 「Sniite」という名前の由来 店頭入り口によーく見ると見つけられる「Sniiteロゴ」 田崎:濃密なALCBでの5年間の後、2020年に中目黒、祐天寺、池尻大橋のちょうど間、蛇崩(じゃくずれ)という場所にコーヒーロースター「Sniite(スニート)」をオープンされましたね。「Sniite」という名前は造語だと思いますがどういう意味が込められているのでしょうか? 神戸:「Sniite」はとある旅の途中で見つけたことがきっかけです。ドイツベルリンのBONANZAと一緒にアメリカシアトルのマルゾッコカフェでイベントをしたあとに、一緒に夏休みを取って帰りにカナダのバンクーバーに寄りました。...