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暑さのピークを避けて夏の1日を満喫〜ONIBUS COFFEEのサマータイム!〜

暑さのピークを避けて夏の1日を満喫〜ONIBUS COFFEEのサマータイム!〜

年々厳しくなる夏の暑さ。特に今年は”災害級”とも言われて、日中は外出するのもためらわれるほど。そんな過酷な夏にも快適にスペシャルティコーヒーを楽しんでもらうべく、国内に7店舗あるONIBUS COFFEEの中でも特に地域密着型の奥沢店と八雲店では、それぞれのスタイルでサマータイムを実施中です!どちらも今年が初めてとなるこの試み。「コーヒーと焼きたてスコーンを朝食に」「外でサクッとナチュラルワイン」と、いつもと違うONIBUS COFFEE2店舗の様子をスタッフの山田が覗いてきました。

暑くなる前に!朝の奥沢店で1日のスタート

暑くなる前に!朝の奥沢店で1日のスタート

ONIBUS COFFEE1号店の奥沢店は、2022年4月から金土日の週に3日だけ営業しています。通常の営業時間は朝9時から夕方6時までですが、7月から9月限定で、朝7:30から夕方4:30の朝方サマータイムにシフトしています。

コーヒーで朝活

コーヒーで朝活

私が訪れたのは8月初旬の晴れた土曜日の朝8時ごろ。普段の営業時間ではまだ開店前の時間ですが、近所でお店を営む方や、ヨガのレッスンを終えたグループ、犬のお散歩中の常連さん、そして出勤前のONIBUSスタッフと次から次へとお客さんの姿が。コーヒーが出来上がるのを待っている間の立ち話が弾んだり、コーヒーと焼き菓子を手に一息していったり、店内席はない奥沢ですが、みなさんここで過ごす一時を楽しんでいる様子でした。この時間ならまだ暑すぎなくて、外の線路沿いのベンチも心地良いです。

奥沢限定のスイーツを求めて

奥沢限定のスイーツを求めて
奥沢店では店内でお菓子も焼いています。特に、毎朝焼きたてのスコーンはざっくざくで、コーヒーと合わせてばっちり朝食になる満足感。他にもマフィンやカヌレなどヴィーガンオプションの充実も嬉しいです。奥沢店のメニューといえばソフトクリームも絶対に食べてほしい逸品です。那須でジャージー牛を放牧している”森林ノ牧場”のミルクと、ONIBUS COFFEEのコーヒーを合わせたコーヒーソフトクリーム。本気の酪農家と本気のコーヒー屋が作る唯一無二のコーヒーソフトクリームはいつ食べても美味しいけれど、やっぱり暑い日に食べるのが一番です!バナナブレッドのラスクを添えて、溶けないうちにお召し上がりください!
仕込みの関係で、基本は土日のみのご提供となります。販売状況はONIBUS COFFEEのインスタグラムをご確認ください。

幸せな1日のスタートに
幸せな1日のスタートに

朝早くからの営業を決めた理由をマネージャーの宮地に尋ねると「コーヒーで、みんなの1日のスタートを幸せにしたかったから」と言います。いつもは週末に来ているお客さまが、金曜の出勤前にも立ち寄ったり、「ここに来るために早起きした」という方がいたり、外国の方の朝の利用が増えたりしているそう。宮地の「みんなの1日のスタートを幸せに」という思いが1杯のコーヒーを通じて確かに伝わっているのだと思います。
ONIBUS COFFEEに初めて来る方も、宮地はコーヒーのこともお菓子のこともぜ〜んぶ解説してくれるので、聞いているだけでおもしろいですよ。日々調整を重ねて美味しく仕上がっている水出しコーヒーもおすすめです。比較的過ごしやすい朝に、1日のエネルギーをチャージしに奥沢店を訪ねてみてくださいね!

ONIBUS COFFEE奥沢店
住所:目黒区奥沢5-1-4
営業時間:金土日7:30〜16:30  祝日は営業の場合あり
※2023年10月1日(日)以降は9時~18時に戻ります

暑さ和らぐ夕暮れに、八雲店で「ちょっと一杯」

暑さ和らぐ夕暮れに、八雲店で「ちょっと一杯」

最寄りの東急東横線都立大学駅から歩いて15分ほど離れた八雲店もまた、近隣のお客さまに日常的に使ってもらっているお店です。こちらでは、7月22日から9月23日までの間、毎週土曜日限定で、営業時間を延長し夜8時まで営業しています。題して”ONIBUS Summer Night”。

いつものお店でいつもと違う体験を

いつものお店でいつもと違う体験を

八雲店マネージャーの中田に、ONIBUS Summer Nightを始めるきっかけを聞きました。
「いつも来てくれる方々から『日中は暑くて出歩けない』という声があり、涼しくなった夜ならみんな少しはお出かけしやすくなるかなと思いました。6時の閉店後に『まだやってますか?』と来てくれた方をお断りしているのも心苦しく、週1日だけですが夜まで開けてみることにしました。せっかくいつもと違う時間にやるのだから、いつもと違う八雲店でひと夏の思い出を作ってほしいと思い、Summer Nightのある土曜日だけアルコールやおつまみになるデリも用意しました。」と、このイベントの背景にはいつも来てくれるお客さまたちの顔が浮かんでいる様子。
実際、Summer Nightが始まるとお客さま同士のコミュニケーションが自然と起きたり、朝にはコーヒー・夜にはワインと1日に数回利用してくれる方がいたり、ゆったりお酒も楽しめる夜の営業ならではの使い方をしてくれる常連さんも多いようです。7月半ばから始めたばかりですが、お客さまからの「もっとやってほしい」「ずっと続けてほしい」という声がやりがいになっているそうです。

Summer Nightのお店の様子で印象的だったのは、小さなお子さん連れのお客さまが多かったこと。レストランやバーに子供を連れて行くのはハードルが高いけれど、いつものコーヒーショップならみんなで来られる気軽さがご近所さんのニーズにマッチしているみたいです。子どもはアップルジュース、大人はワインで乾杯するなんて微笑ましい光景もあるそう。暑さが和らいだ夕暮れに外でお酒を飲みながら過ごす贅沢な時間は、おひとり様でも楽しめますよ。

繋がりを大切にした特別メニュー

繋がりを大切にした特別メニュー

お酒のラインナップは、スペシャルティコーヒーにも通づる作り手やストーリーのわかるものを中田がセレクトしています。
クラフトビールは、ONIBUS COFFEEやABOUT LIFE COFFEE BREWERSと縁の深いMikkeller(デンマーク)、奥沢店の元常連さんが始めたPASSIFIC BREWING(神奈川)、サスティナブルな取り組みに共感したAJB Co.(長野)からそれぞれ数種類ずつ。ナチュラルワインもONIBUSチームと縁のある自由が丘のボトルショップ・ウィルトスで、泡・白・赤(たまにロゼやオレンジ)を揃えています。ウィルトススタッフがおすすめしてくれるワインは毎週違うラインナップで用意していますので、毎週違った出会いがありますよ。自由が丘のキッチンのデリ盛り合わせやナッツもあります。これが、ちょっと飲むのに丁度良い。
Summer Nightのある日には、ご紹介したメニューを終日お召し上がりいただけます。もちろんスペシャルティコーヒーも夜まで提供していますので、お酒を飲む人も飲まない人も、一緒に楽しんでもらえると嬉しいです!

ONIBUS COFFEE八雲店
住所:目黒区八雲4-10-20
営業時間:通常 9時〜18時 不定休
ONIBUS Summer Night 9時〜20時(19:30L.O.) ※2023年9月23日までの毎週土曜日のみ実施

まとめ

まとめ
”朝の奥沢と、夜の八雲” 時間もスタイルも違う2つのサマータイムですが、どちらもONIBUS COFFEEが街と暮らしに溶け込んだ場所であることを感じられる嬉しくなる場面にたくさん出会えました。これをきっかけに来てくれるようになった方、常連さん、そしてスタッフまでもが、いつもとちょっと違う夏のONIBUS COFFEEを楽しんでいます。
奥沢は9月いっぱいまで、八雲は9月23日までの期間限定サマータイムです。暦の上では秋が始まっていますが、気分はまだまだ暑さの残る夏。この機会に、暑さのピークを避けつつ、ONIBUS COFFEEをお楽しみください!

text and photo by Mai Yamada