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コーヒー選びの基本知識!〜生産国・焙煎度合いによって異なる味わいを理解する〜

 

コーヒーを買ったあとに「自分好みじゃないコーヒーの味だった!」という経験はありませんか?

実際に、私も店頭に立ちお客さんと好みのコーヒーについて話をしていると、「この生産国はこの味」や「浅煎りって酸っぱいコーヒーですよね」などの声をよくお聞きします。

ここで疑問が浮上したのです。

「お客様の持つ先入観によって、コーヒーを選ぶ選択肢を狭めてしまってはいないだろうか。」と。


コーヒーの味を決める要素は、複数の要因が複雑に重なり合うことによって生み出されます。その要素をひとつひとつ理解することで、選択肢が増え、好きな味わいをもっと探究してもらえるのではないか⁈という想いにたどり着きました。


そこで、今回はコーヒー豆を選ぶときの基礎知識として、「生産国」や「焙煎度合い」によって異なるコーヒーの味の違いについて紹介します。


 

1、生産国による味わいの違い



Andrew Stutesman on Unsplash


コーヒーが生産される主な生産エリアは「コーヒーベルト」と呼ばれる北緯南緯25度付近に集中しています。その中で大きな生産エリアとしてアフリカ、中米、南米、アジアの4種類に分けることが出来ます。この4つの生産エリアはそれぞれ味わいに特徴があります。


標高や土壌、気候などはコーヒーの味わいに大きく味わいに影響を及ぼすため、産地によって異なる味わいを知ることは、テロワール(※1)を楽しむスペシャルティコーヒーの醍醐味といえるでしょう。

※1 テロワールとは、コーヒーの生育地の地理、気候などの環境による影響の味わいの違いのこと


それでは「アフリカ・中米・南米・アジア」の産地ごとの味わいの特徴を、ひとつずつ見ていきましょう。


 

①アフリカ

ONIBUS COFFEEが毎年訪れているアフリカルワンダのルリウォッシングステーション。


アフリカはヨーロッパの南側に位置する大きな大陸です。主な生産国として有名なのは、エチオピア、ケニア、ルワンダが挙がります。昨今ではブルンジやタンザニアなども品質の向上が目覚しい地域です。

全体的に「酸」の印象が個性的で、それぞれのフレーバーがとても分かりやすく、人気の高い生産エリアです。

エチオピアは、レモンなどの柑橘系の印象と紅茶を思わせる上品な香り。精製方法によってはいちごやチョコレートのような味わいも。

ケニアは、カシスやクランベリー、ローズヒップのような明るい印象。ホットももちろんですが、夏にはアイスでもおすすめ。

ルワンダは、みかんやオレンジに似た優しい酸味ときび糖のような甘さの後味が印象的です。


 

②中米

こちらも毎年訪れているホンジュラス。


中米は主に、アメリカ合衆国の南に位置するエリアで、さらに南の南米も併せて中南米として扱うことも多いです。


中米で有名な生産国は、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、メキシコ、パナマなどが挙がります。ゲイシャ種で有名なパナマも中米エリアに位置しています。


中米はアフリカと違い、全体的に甘さに印象の強いコーヒーが多く、程よい酸味としっかりとした甘さのバランスが特徴的な生産エリアです。


 

③南米

こちらも訪れているブラジル。とにかく広大。


南米は中米よりもさらに南に位置するエリアで、誰しもがコーヒーと聞いてイメージをするブラジルがこのエリアです。ブラジルの他にもコロンビア、ペルー、ボリビアなども有名。


中米に似て、酸味が穏やかでしっかりとした甘さの印象が強いのですが、最近ではコロンビアやペルー、ボリビアで標高のとても高いエリアで生産されるコーヒーはとても華やかな酸味があり高く評価されています。


 

④アジア


生産エリアとしての「アジア」も最近のコーヒー業界では注目産地のひとつです。インドネシア、ベトナム、フィリピン、パプアニューギニアなどが生産地としては挙がりますが、スペシャルティコーヒーではあまり名前が上がってこなかったという状況でした。

しかし、最近では特にインドネシアの進化は目覚ましく、従来のスマトラ式という精製方法から現代的なプロセスに変えたことで劇的に向上しています。

アジアのコーヒーは酸が穏やかですが、ジンジャーやナツメグなどのスパイス感のあるユニークなフレーバーが多く、ヨーロッパ圏のコーヒーロースターでは密かなブームにもなっています。今後も聞くことの増えそうなエリアです。

 

 

2、焙煎度合いを知る

Ochir-Erdene Oyunmedeg on Unsplash

 

「焙煎」とは生のコーヒー豆に火を煎れることで、コーヒーの持つ本来の味わいを最大限引き出すことです。

火力やガスの微妙な調整だけでなく、気温や湿度などの環境も計算して行うとても繊細な作業です。

その焙煎には火を入れる具合の差で、浅煎り、中煎り、深煎りと分けることが出来ます。その3つの中でもさらに8段階に分けて呼び分けます。それぞれの段階によって味わいや風味が変化するため、「焙煎」の違いによってどのように味わいが変化するのかを知っておくと、今後のコーヒー選びも変わってくるかもしれません。

 

 

①深煎り

深煎りは最も深い順番にイタリアンロースト、フレンチロースト、フルシティロースト、シティローストと4つの段階があります。

深煎りの最も特徴的な味わいは苦味です。

コーヒー本来の味わいが酸味が主体であったとしても、それ以上に苦味が上回ります。

苦味と甘みを焙煎によって作り出すことでどっしりとした深煎り特有の味わいを形成します。

イタリアのエスプレッソや喫茶店でマスターが淹れてくれるネルドリップなどがイメージとしては思い浮かべやすいかもしれませんね。

ブラックでもですがミルクや砂糖を入れて飲む楽しみ方もあります。

 

 

②中煎り

読んで字の如く浅煎りと深煎りの中間の焙煎度合いの中煎りは、一般的なレギュラーコーヒーなどでもよく知られています。段階は2つあり、深い順にハイロースト、ミディアムローストと分けることが出来ます。

苦味と酸味、甘味のバランスが取れている中煎りは、深煎りほど苦味が強調されていないのでブラックでそのまま飲んだり、もっとソフトに飲みたい場合はミルクを入れてもコーヒー感を残しつつ楽しめます。

スペシャルティコーヒーを扱うお店でも多く見られます。

 

 

③浅煎り

浅煎りはスペシャルティコーヒーの領域において最も多い焙煎度合いです。深い順にシナモンロースト、ライトローストの2つの段階に分かれます。

浅煎りのコーヒーはフルーティーで酸味が明るく、程よい甘味を主体とした味わいです。また苦味はなく飲みやすいので、コーヒーが苦手という方にも飲みやすいでしょう。実はコーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸(ポリフェノールなど)は、熱に弱いため浅煎りの方が多く含まれています。

コーヒーが果実であるということを存分に感じられる焙煎度合いと言えます。

ONIBUS COFFEEでは、スペシャルティコーヒーの持つ本来の酸味や甘味が最大限引き出せるよう浅煎りの焙煎を行っています。コーヒー本来の繊細な酸味を楽しむためにブラックで飲むことをおすすめしています。

 

 

最後に

 

Luke Porter on Unsplash

 

いかがだったでしょうか。生産国や焙煎度合いによって、コーヒー豆の味わいは大きく変化します。皆さんが好みのコーヒーをもっと的確に選べるようになれば嬉しいです。(需要があればそれぞれのもっと細かい内容も書きます。)

 

ひとくちに「コーヒー」と言っても、少し掘り下げるととても細かく細分化され、皆さんが飲むカップに表現されています。そんなこだわりのコーヒーを選ぶ側からもこだわって楽しんでみませんか。

色々な角度から一緒にコーヒーを楽しみましょう!

 

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