- サステナビリティ
ルワンダソイルプロジェクトロット、ついに完成!
コーヒー生豆の買い付けのため、ONIBUS COFFEEがアフリカの内陸部に位置する小さな国・ルワンダに訪れるようになったのは2014年のこと。当初は少量しか購入できませんでしたが、現在では他のロースターに販売する分も含め、約12トンの生豆をルワンダからダイレクトに近い形で購入しています。
『千の丘の国』とも喩えられるルワンダの景色はとても美しく、そこで生産されるコーヒーもまた素晴らしいものです。しかし、訪問を続けていくうちにルワンダのコーヒー生産の課題も見えてきました。慢性的な肥料不足と、乏しい土壌の多様性です。
そこで、ONIBUS COFFEEが始めたのが「ソイルプロジェクト」。コーヒー生産の副産物であるコーヒーパルプ(果肉部分)を用いて農家自身が有機堆肥を作り、それをコーヒーツリーに使用する仕組みづくりです。これにより、環境にも経済的にも持続性のあるコーヒー生産を目指しています。
そんな意義を込めたソイルプロジェクトがついにロットとして完成し、ONIBUS COFFEEでの販売が始まりました!併せて第2回ルワンダコーヒーチャレンジも開催です!
第2回ルワンダコーヒーチャレンジ開催決定
ルワンダコーヒーチャレンジは、ソイルプロジェクトのスピンオフ的企画です。ソイルプロジェクトの資金調達と、コーヒー生産の課題を消費国の私たちも共有することを目的にしています。2024年に第1回を開催し、おかげさまで多くのロースター・コーヒー愛好家のご賛同をいただきました。
前回大会の様子はこちらの記事をご覧ください
▶︎ルワンダコーヒーチャレンジ〜前編・みんなで繋ぐコーヒーの美味しい未来〜
▶︎ルワンダコーヒーチャレンジ 〜後編・”楽しくて美味しい”から始まる支援〜
そして今年、さらにパワーアップし、第2回を開催することになりました!
ルワンダコーヒーチャレンジ・ローストコンペティション
まずはルワンダのコーヒーをテーマにした焙煎大会です。
前回は初回にも関わらず企画に賛同するたくさんのロースターから注目いただきました。この反響を受けて、今回は出場枠を10社から20社に拡大。約50社からのエントリーの中から抽選によって選ばれた14社、シードとして前回大会上位5社、そして主催のONIBUSが今回のコンペティション参加者です。
参加ロースター(敬称略):
さかい珈琲/WESTSIDE COFFEE/PASSAGE COFFEE/ALL SEASONS COFFE/BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK/MANLY COFFEE/JUNCTION Coffee Roaster/THE GOOD GOODIES/Kurasu/Paul Bassett/TAKAMURA COFFEE ROASTERS/IOLITE COFFEE ROATSERS/てらす珈琲/COFFEE ONTARIO 安大略咖啡摊
<前大会シード>COFFEE COUNTY/aoma coffee/townsfolk coffee /YARD Coffee & Craft Chocolate /WEEKENDERS COFFEE
<主催>ONIBUS COFFEE
課題はソイルプロジェクトロットから
今回のコンペティションのテーマに選んだのは「Ruli 1704 SOIL PROJECT Lot」です。プロジェクトの対象農家・区画からのコーヒーのみをロット分けしてできた記念すべき初年度の「ソイルプロジェクトロット」のうちの一つです。20社がこのRuli 1704 SOIL PROJECT Lotを焙煎し、その腕を競います。
上位入賞ロットはコーヒー愛好家のみなさんにも体験していただけるよう企画していますのでどうぞお楽しみに。
ONIBUS COFFEEでもソイルプロジェクトロット販売開始しました
今回の大会の課題としたRuli 1704 SOIL PROJECT Lotは、「コーヒー生産者、提供者、消費者をフェアに繋ぐ」ことを願うONIBUS COFFEEにとっても大変思い入れのあるロットになりました。ぜひ一緒に楽しんでいただけると幸いです。
ONIBUS COFFEE各店舗・オンラインショップでも販売を開始しました。
▶︎ルワンダ / ルリ1704【ソイルプロジェクト ロット】商品ページ
それでは、ソイルプロジェクトロット&第2回ルワンダコーヒーチャレンジの続報をお楽しみに!
text by Mai Yamada