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ONIBUS COFFEE那須店スタッフ大募集 〜自然豊かな場所でコーヒーを仕事に〜
現在スタッフ募集中のONIBUS COFFEE那須店は、唯一、都心から離れた地方にあるお店です。求められる技術とコーヒーのクオリティは全店舗で変わらないものの、実り豊かな山の麓に位置する那須店は、多様な生物が暮らす“森”の中で、自然の営みを肌で感じながらコーヒーを極められる場所でもあります。ここでは、そんな那須店の魅力や特徴をご紹介します。
スタッフ募集についての詳細もありますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
ONIBUS COFFEEが大事にしていること
「ONIBUS」とはポルトガル語で「公共バス」という意味です。バス停からバス停へと人をつなぐバスのように、コーヒーで人と人をつなぐ。毎日、人が自然と集まり、交流が生まれていくまちの出発点のような場所を目指して名づけられた名前です。コーヒー豆を生産する人、コーヒーを提供する人、コーヒーを消費する人。みんなを繋ぎ、幸せな世界をつくること。こだわりの1杯でささやかな幸せを暮らしに届けること。美味しいコーヒーと、コーヒーのある毎日を未来に紡いでいくために、ONIBUS COFFEEEは「コーヒーで、街と暮らしを豊かにする」をビジョンに、日々歩んでいます。
那須店は森とともに豊かな未来をつくる実践の場
栃木県の北部に位置する那須高原は、那須連山の大自然に囲まれた緑あふれる場所。御用邸があり、酪農が盛んな町としても知られ、牧場やテーマパーク、温泉郷までそろう、栃木県を代表する観光地の一つです。那須店は、そんな那須高原の入り口にほど近い、複合施設「GOOD NEWS NEIGHBORS」の中に2022年に誕生しました。
“森との共生”がテーマの施設「GOOD NEWS NEIGHBORS」って?
「森との共生」をキーワードに、自然と親しむきっかけをつくり、那須の資源でもある観光と農業に福祉を掛け合わせ、関わる人全てがしあわせになれる持続可能なまちづくりを目指す会社「GOOD NEWS」。ONIBUS COFFEEは、GOOD NEWSの前身でもある「Chus」という複合施設で、コーヒーを使用していただいたことからご縁が生まれました。
ONIBUS COFFEE那須店がある「GOOD NEWS NEIGHBORS(グッド ニュース ネイバーズ)」は、那須高原の地にあった手つかずの森を開拓してできた複合施設です。気持ちの良い小川が流れ、家族やペット共に散策が楽しめる遊歩道、外でゆったりできるベンチやテーブル、森林の木材や土を生かしてできた建物など、自然環境を存分に楽しめる場所です。「森に人の手が入ることでより良い環境にし、共生していくこと」を目的としながら、日常的に環境問題へ取り組む全国各地の仲間たちとみんなで知恵を出し合い、アップデートしながらつくりあげているまちです。
那須店では、日々排出されるコーヒーかすをアップサイクルさせた床や、コミュニティベンチのように利用できる倒木を活かした丸太などを内装に用いています。周りの自然とも溶け込む気持ちの良い空間には「コーヒーで、街を豊かにする」というONIBUS COFFEEの願いが各所にちりばめられています。
那須店だからできること
では、ONIBUS COFFEE那須店で働いたらどんなことができるでしょう?
①スペシャルティコーヒーの魅力をたくさんの方に届けられる
品質や美味しさを追求するONIBUS COFFEEの各店舗には、世界からコーヒーラバーが集まる風景もあります。その中でも那須店が特徴的なのは、観光地という土地柄、旅行の合間にふらっと立ち寄ってくれる方が多く、コーヒー初心者から詳しい方まで、老若男女問わず幅広く訪れることです。そのため、他の店舗よりも、私たちがお届けしているスペシャルティコーヒーの魅力に触れる入口のような役割を担っています。スタッフは、各産地によって変わるコーヒーの味わいや、様々な人の手を渡ってきたコーヒーの物語を、まるでコーヒーの親善大使(!) のように伝えるのが大切な仕事です。たまたま立ち寄った先にあったコーヒーが旅行の思い出になることを見届けられるのも、このお店ならではです。
②焙煎から抽出まで、一貫した管理に携われる
那須店は、八雲店に続き焙煎所を兼ねた2店舗目のロースタリーカフェとして生まれましたONIBUS COFFEEで扱うスペシャルティコーヒーは、豆の品質はもちろん、サステナビリティやトレーサビリティも重視したコーヒー。ルワンダ、エチオピア、グアテマラなど、できるだけ現地を訪ねて作っている人の労働環境や生産現場の状況を確かめることで、透明性のある取引と農園との持続可能な関係を築き上げています。そうして調達した生豆を、自分たちで焙煎し、抽出するまで一貫した品質でお届けすることができるのが、焙煎所を併設したお店の強みです。
③ONIBUSのサステナブルアクションをより間近に実践できる
コーヒー2050年問題ーー地球温暖化による影響から、2050年にはコーヒーの生産量が60%も減少してしまう可能性が危惧されています。それでも世界全体のコーヒー消費量は増え続ける一方。私たちは、未来に美味しいコーヒーを繋げていくため、生産地の環境と生産者の労働を守り、環境負荷を極力減らすアクションを積極的に行っています。その取り組みは、豊かな森や自然を未来に残していくことを目指す「GOOD NEWS」の活動とも共鳴しています。生ごみを肥料に循環させるコンポスト活動では、那須店で排出されるほとんどのコーヒーカスの堆肥化に成功、またお店の垣根を越えてみんなで一丸となって森の整備を行う「森の日」、施設全体でのリユースカップの使用など、私たちの根源にある思いを自ら体感し、行動できるのはこのお店でしかなし得ない経験でもあります。
“このお店は、わたしの“やりたい”が詰まった場所です”
「カウンターを通して、カジュアルにお客様とお話しができるコーヒーショップで働きたいという元々の思いと、何よりも栃木県出身として地元の良さでもある“観光地”を盛り上げたい! そんな思いを叶えてくれたのが、この那須店でした。オニバスコーヒーには、実直にコーヒーと向き合い、コーヒーが大好きな仲間が全国各地から集まっています。そんなチームワークや雰囲気にも刺激を受け、コーヒーに対しての知識も日々深まっていきます。自然の中や外で飲むコーヒーの良さに改めて気づけたりと、那須店だからこそのコーヒーを取り巻くシーンに立ち会えるのも魅力です。」
ONIBUS COFFEE那須店でコーヒーのプロフェッショナルを目指す!
私たちは、ONIBUS COFFEEがあることで、その街がもっと好きになれるようなお店でありたいと願っています。その実現のために、一緒に働くスタッフには、世界基準のバリスタスキルやサービス力を身につけるだけでなく、持続可能な未来に向けたアクションができることを求めています。
必要なのは、ONIBUS COFFEEのビジョンや取り組みへの共感と、「コーヒーのプロフェッショナルになりたい!」という気持ちだけ。未経験でもライフステージが変わっても、誰もが活躍できるよう、勤務環境の多様化や研修・福利厚生の充実を図っています。
ONIBUS COFFEE那須店の一員になりたいと思った方は、ご連絡ください。新しい仲間との出会いを楽しみにしています!
text by Miho Tanaka
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