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オニバス限定カラーマグカップ〜yumiko iihoshi・ReIRABOの魅力〜

オニバス限定カラーマグカップ〜yumiko iihoshi・ReIRABOの魅力〜

皆さんはご自宅でコーヒーを飲む時、どのようなマグカップを使っていますか?

コーヒーの味はもちろん、自分のお気に入りのカップを手に持った時の安堵感もコーヒーを飲む時の至福間を演出してくれます。

オニバスコーヒー各店舗で使用しているマグカップは、「yumiko iihoshi(ユミコイイホシ)」さんの「ReIRABO(リイラボ)」というシリーズのもの。独特の”まだら模様”と”渋い色合いの黄色”、器の繊細な厚みと飲み口の大きさが特徴です。

今回は、私たちが使っているこのマグカップについて少しお話をさせて頂きます。

yumiko iihoshi porcelain ブランドプロフィール

yumiko iihoshi porcelain ブランドプロフィール

 既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、まずは「yumiko iihoshi porcelain」のご紹介を。


”作家イイホシ ユミコがデザインとプロデュースを手掛けるテーブルウェアブランド。 2007 年の誕生以来、「手づくりとプロダクトの境界にあるもの」をコンセプトに、量産でありながら温かみのある食器作りを目指して、 オリジナルの色と形状で日本各地の窯元と製作。職人の手作業により生まれるひとつひとつの異なる表情こそが愛着となり、 味気ない量産食器にはない独特の良さを提案しています。卓越したクラフトマンシップによる安定した丈夫なつくりと、 お料理を引き立てるすっきりとした清潔なデザインは、プロフェッショナルからも高い支持を集め、現在では多くのレストランやカフェ、 ホテルなどで採用されています。"

引用元:yumiko iihoshi porcelain about

 

シンプルなデザインと優しい色合いで日常にも溶け込み使いやすいのはもちろん、お料理の引き立て役にもなる数々の器。

ぜひ、yumiko iihoshi porcelainオフィシャルサイトを覗いてみてくださいね。ついつい目移りしてしまいます。

 

ReIRABOシリーズ

ReIRABOシリーズ

 

イイホシユミコさんのプロダクトには、様々な用途で使えるラインナップやコラボレーションの器が多数あります。どんなラインナップでも、独特なニュアンスのある色使いやシンプルさや、繊細であることへのこだわりを感じます。

そんな数あるプロダクトの中で、オニバスコーヒーがコラボレーションをしたのが”ReIRABO(リイラボ)”シリーズ。

焼き物では伝統的な釉薬(ゆうやく・うわぐすり)である「伊羅保釉(いらぼゆう)」を、プロダクトとして商品化したもので、電子レンジや食洗機にも対応する安定した釉薬にするためにかなりの時間をかけて試験を繰り返し、現代版としての伊羅保釉として作り上げたシリーズです。
そんな意味を込めて”ReIRABO”という名前がつけられたのも、とても素敵です。
このシリーズは、日常の食卓でも使いやすく、お料理の盛り付けが映えるような深さや大きさを考えられて作られています。

「伊羅保釉(いらぼゆう)」について

釉薬とは

そもそも「釉薬」とは、陶磁器の素焼きの後に表面に塗る薬品のことを言い、焼成によって高温で溶け、ガラス質となるものです。
釉薬の成分は主にアルカリ質の媒熔原料である灰・アルミナ・シリカと呼ばれる3つの原料から出来ています。


聞きなれない名前ですが、それぞれの役割を簡単にお伝えすると

灰:釉薬を熔かす役割(塩基性)

アルミナ:釉薬と素地粘土を接着させる役割(中性)

シリカ:高温で溶けてガラスになる役割(酸性)

となり、どれも欠かせない素材となります。


釉薬があることで多種多様な色や釉調を表現することができたり、ガラスコーティングにより器の強度が増し丈夫になり、水や汚れの吸収も抑えられ汚れにくいという役割も担っています。

「伊羅保釉」とは

”ReIRABO”の一番の特徴であり、私たちを惹きつける模様。これは「伊羅保釉」ならでは。

古くからある「伊羅保釉」は”伊羅保茶碗”というお茶碗を代表に、陶芸品に使われている釉薬です。伊羅保茶碗は高麗茶碗と呼ばれるものの一種であり、表面が胎土*の砂気により粗い手触りでざらざらしていることが特徴です。その粗さとイライラした釉調から「伊羅保」と名付けられた、との説もあるようです。表面の少しモヤモヤとした均一ではない釉薬の”ムラ”がいい味となっています。

*胎土・・・陶磁器を作成する際の原材料として使用する土。


オニバスで使用しているマグカップの特徴と用途

オニバスで使用しているマグカップの特徴と用途

冒頭でもお話させて頂きましたが、この温かみのある”淡い色合いの黄色”はオニバスコーヒー限定色。このシリーズには同型他色のものがあるのですが、この色はなんだかコーヒーとの色のコントラストがしっくりきます。目視でも分かるこのボコボコとした凹凸感は、先ほどお話した伊羅保釉独特の模様です。ちなみに手触りはさらさらとしています。

マグカップの計算された厚みと曲線の丸みによって、シャープでありながら柔らかい印象をもたらし、広い口の造りでコーヒーの香りを最大限に感じられるのもまた魅力。

店内用で使用しているサイズは2種類あります。大きいサイズの方はホットのドリップコーヒーやアメリカーノで、小さいサイズの方はエスプレッソやマキアートをこのマグカップで提供しています。

ソーサーは、もちろんソーサーとして使える他、ちょっとしたお菓子を乗せるのにも最適。

用途は人それぞれありますが、この使い勝手や使い心地の良さはまさにイイホシユミコさんのプロダクトならではなのかな、と思います。

 イイホシカプのロゴマーク

カップとソーサーの後面にはこんなかわいいロゴマークが。

 

さいごに

オニバス各店舗で使用しているこのReIRABO限定マグカップは、店頭でもオンラインショップでも販売しています。

サイズ展開は、マグカップ MSソーサー MSです。カップとソーサーは別売りになってますので、お間違い無く。これらが入っている箱もとてもシンプルで素敵なので、大切な方へのプレゼントにもぴったりです。気になる方はぜひ、お店で実際にコーヒーを飲みながら使い心地を試してみてくださいね。

お気に入りのマグカップを手に入れてコーヒーを楽しめば、美味しさや満足度がより高まること間違いなし!

余談ですが、大切に使い続けたいコーヒーのマグカップ、日々使っていると、どうしても欠けてしまったり割れてしまっうこともあります。そんな時はそのまま捨ててしまってはもったいない。。

私たちは可能な限り、自分たちで金継ぎをして大切に長く使用しています。そうすることで段々と愛着も湧いてきます。

店頭でカップをお手に取った際、ぜひ金継ぎを見つけてみてくださいね!


執筆者:小倉未紀