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バリスタが語る自転車通勤のススメ!〜6年間自転車通勤をして感じるメリットとは?〜

バリスタが語る自転車通勤のススメ!〜6年間自転車通勤をして感じるメリットとは?〜KV

 

ONIBUSの記事なのに自転車?

そう疑問に思った方も多いかもしれません。ちょっとコーヒーの話とは違いますが、気分転換に気楽に楽しんでもらえると嬉しいです。

新しいライフスタイルが徐々に浸透してきた昨今、たまに行く出社での電車通勤に疑問を感じている方も多いのではないでしょうか?在宅ワークも増え、ちょっとした運動がしたいという方にピッタリな移動手段、それが自転車です。

ONIBUSでは自転車通勤のスタッフがとても多く、月に一度の社員MTGでは自転車屋さん?と思うほどの台数になることもしばしば。何気なく自転車通勤を始めたONIBUSスタッフも実際に継続することで多くのメリットを感じているようです。

そんな中、通勤はもちろんのこと趣味として自転車を乗り倒している筆者は、ONIBUS入社以来、ほぼ毎日片道約10km、往復で約20kmの自転車通勤をしています。休みの日には山へ行き、未舗装の道なき道を60-100km以上走破。そんな筋金入りの自転車乗りである筆者が自転車通勤をオススメする理由や、メリットなどをご紹介します。


1、とにかく気持ちいい!

自転車通勤メリット 気持ちいい

Igor Lypnytskyi on Unsplash

シンプルに自転車移動は「とにかく気持ちいい!」です。

日の光を浴びて、季節や街の移り変わりを肌で感じ、進んでいく感覚は何にも変えがたい気持ちよさです。冬の朝は冷え込んでいて多少ハードですが、春夏秋の朝は気温も丁度良く、清々しい感覚を味わえます。慣れてくれば冬の朝も楽しめるはずです!

仕事が終わってからの帰路では、固まった体をほぐしながら今日あったことを考えたり、ちょっと嫌なことがあっても体を動かすことでリフレッシュ。当たり前といえば当たり前ですが、自転車は孤独な乗り物なので、一人が好きな方にもとてもおすすめです。自分のペースで寄り道できるのも楽しみのひとつ。自分にとっては、仕事とプライベートの切り替えとして自転車に乗ることがスイッチになっている感覚もあります。


2、時間・場所の制限が変わる

自転車通勤メリット 時間・場所の制限が変わる

 Lukas Blazek on Unsplash

これが一番大きなメリットかもしれません。自転車通勤を行うことで、公共機関を待つという「時間のストレス」から開放されます。もちろん終電も関係なくなるので帰りたいときに帰れますし、人と接することがほとんどなく移動することが出来ます。

そして公共機関に依存しないことで、「場所」という制約も軽減されることになります。最初はどうしても公共機関での移動の方が到着が早いですが、道に慣れてくるこんな道があったんだ!やこの道とこの道は繋がっていたんだ!など新しい発見が嬉しかったり。

ぎゅうぎゅうな満員電車に乗って出勤するのと、季節を感じ、外の空気を吸いながら出勤するのとでは仕事の始まり方、気持ちも大きく違ってくるのではないでしょうか。


3、気になるお店・場所を見つける

自転車通勤メリット 気になるお店・場所を見つける

Rabie Madaci on Unsplash

 個人的にとても大きなメリットのひとつが「気になるお店や、場所を見つけること」です。自分の好きなルートを選んで移動することで普段の通り道では見つからなかった駅から少し離れたお店や、気になる場所なども見つけることが出来ます。

 「毎日朝からあのお店開いているな。ちょっと早く出て寄ってみようかな。」

「この道とあの道が繋がってたんだ!」

「こんなところに公園があった!」

美味しそうなお店はもちろん、ちょうどいいサイズの公園や、眺めの良い坂道、長い直線の緑道、様々な場所を再発見できます。いつも通るから新しいお店が出来たことに気づく!なんてこともしばしば。


4、適度な有酸素運動

自転車通勤メリット 適度な有酸素運動

GegenWind Photo on Unsplash

「毎日自転車に乗るなんて、足が筋肉でパンパンになるじゃない!」

と思った女性のアナタ。実は、自転車は有酸素運動になるので、筋肉が肥大することはありません。(競輪選手並みにハードに乗れば、パンパンになるかもしれません。笑)

自転車はアウトドアスポーツの一種に分類されます。むしろ有酸素運動は脂肪をエネルギーとし、基礎代謝の改善にもなるため、痩せやすくなる可能性の方が高いのです。心肺機能の向上はもちろん、最近の研究ではうつ病などの精神的な病気にも効果が確認されています。

職場を往復するだけで適度な有酸素運動が出来るなんて、なんて効率的なんでしょうか!

いきなり家から職場までは...という方にはまずは駅まで乗ってみる、慣れてきたら隣の駅まで乗ってみるなど調整していくことで無理なく運動しつつ出勤出来ますよ。


5、環境に優しくコストパフォーマンスが高い

自転車通勤メリット 環境にやさしくコスパが良い

Noah Buscher on Unsplash

自転車は排気ガスも出さず、環境に配慮できることはもちろん、移動にかかるコストをとても下げることができます。ですが、最近のカッコいい自転車は一台に何万やら何十万円?高すぎる!しかも種類が多く選ぶのも四苦八苦。とても分かります。そう、自転車は「買うまで」のハードルがとても高いものだと思います。

しかし、発想を変えてみると、普段電車で通勤する場合、購入している定期券はいくらでしょうか?例えば1ヶ月通勤代に¥12,000-払っているとしたら、1年で¥144,000-です。

あれ?良い自転車1台買える?そうなんです。もちろん雨の日や休みの日などで乗らない日もあったりしますが、大体1年でこのくらいであれば意外とコスパ良くないですか。通勤以外にも買い物や近くの公園になどなど用途様々。乗り物で免許も要らず、メンテナンスも車やバイクよりは低コストです。

もちろんデメリットとして、天気に大きく左右されることや、飲酒をした後の自転車は立派な飲酒運転に該当します。事故を起こした場合は大きな代償があるため、こちらも気をつける必要があります。


ONIBUSで自転車通勤が推奨されている理由

ONIBUSで自転車通勤が推奨されている理由

ある日のABOUT LIFE COFFEE BREWERS。全てスタッフの自転車。

ONIBUSでは自転車通勤が推奨されています。上記のメリットだけでも十分な魅力ですが、何よりもスタッフひとりひとりがコーヒーを通してサスティナブルな社会に関わっていることを体感できるから。

自転車を利用することで化石燃料を含めた有限な資源の節約や、CO2排出を大きく減らすことが出来ます。それも毎日。

コーヒーを生産する環境も現在大きく変わりつつあり、コーヒーが生産出来なくなる未来がそう遠くないかもしれません。スペシャルティコーヒーのカルチャーが続いていけるよう、自分たちで出来ることからひとつずつ始めるひとつのきっかけなる。そんな思いから通勤を推奨するだけでなく、自転車通勤手当も支給されています。


最後に

さいごに


Febiyan on Unsplash

世界の住みたい街ランキングで上位常連のオーストラリアのメルボルン、デンマークのコペンハーゲンなどなど幸福度の高い街では、自転車大国とも言われるほどに自転車の利用率が高いのです。

そう、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらもコーヒーカルチャーの成熟した街としてとても有名な都市です。自転車とコーヒーはどこかで繋がっているような気がしてならない。この記事を書いていて尚更思うこととなりました。

是非、自転車でONIBUSにコーヒーを飲みに来てみて下さい。そして帰り道はどこか寄ってみて下さい。また違った日常に出会えるかもしれません。


執筆者:田崎将司