2024.3.28
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ルワンダコーヒーチャレンジ 〜後編・”楽しくて美味しい”から始まる支援〜

ルワンダコーヒーチャレンジ 〜後編・”楽しくて美味しい”から始まる支援〜

今年2月から始まった「RWANDA COFFEE CHALLNGE」は、ルワンダのコーヒー生産の課題を解決するための活動の資金調達を目的に企画されました。ただお金を集めるだけでなく、コーヒーを愛する全ての人が関われるように、焙煎コンペティション・カッピング会・グッズ販売を行い、美味しく楽しむことが支援に繋がっていく仕組みです。

(企画について、前編【ルワンダコーヒーチャレンジ〜みんなで繋ぐコーヒーの美味しい未来〜】を読む)

後編では、メイン企画のコンペティションの結果と、各地で行われたコンペティションロットのパブリックカッピングの様子をレポートします!

第1回 RWANDA COFFEE CHALLENGE コンペティション結果発表!

コンペティションの審査員を務めたのも参加いただいた10ロースター。

ブラインドカッピング(社名を伏せてのカッピング)でスコアと順位をつけていただきました。

早速、結果発表です!

5位 WEEKENDERS COFFEE (京都)

4位 YARD (大阪)

3位 townsfolk (石川)

2位 aoma coffee (大阪)


そして優勝は、、、COFFEE COUNTY(福岡)

でした!

入賞されたコーヒーショップの皆さま、おめでとうございます!

そして、忙しい中参加してくださった全てのロースターのみなさまにも心より感謝申し上げます。

インスタライブでの結果発表もアーカイブしていますので、気になる方はそちらもご覧ください!

各地で開催!パブリックカッピング

コンペティションの結果発表が終わって、今度は消費者のみなさんが実際に楽しむ番です。ということで、コンペティションロットを一気に飲み比べできるパブリックカッピングを開催しました。

3月3日の東京・ONIBUS COFFEE八雲店を皮切りに、3月11日にはコンペティションで見事優勝したCOFFEE COUNTYの福岡店をお借りし、そして3月17日は栃木・ONIBUS COFFEE那須店を会場にして開催。一般・関係者を含めると約100名にご参加いただきました!

カッピング会でも各社での審査方法と同じように、ブラインドで飲み比べをしました。10ロースターが同じコーヒー豆を焙煎することも、それを一気に飲み比べできる機会があることもとってもレア。

参加者のみなさんからは「美味しい!」「楽しい!」「同じ素材なのに味が違う!」「冷めてくると印象が変わる!」「これは◯◯の焙煎っぽい!」などさまざまな声が。各回、参加者による人気投票も実施してみましたが、結果は見事に分かれました。

回を経るごとに、エイジング(=焙煎してからの日数)がかかり、同じロースターでもニュアンスが変わってきたのもおもしろかったです。審査期間がもう少し後だったら、コンペティションの結果も少し変わっていたかもしれません。コーヒーは、「自由で楽しい」ということを改めて実感した結果でした。

コーヒーを愛するみなさんと様々な意見を交換しながら、ルワンダのコーヒー生産のこともたっぷりプレゼンテーションできて、とても有意義な時間になりました。

即完御礼!テイスティングセット

コンペティションロットを カッピング会だけでなく、おうちでもお楽しみいただくため、10ロースターの豆を少しずつまとめたテイスティングセットもご用意しました。オンラインショップで数量限定で販売したところ、わずか数日で準備した57セットが完売!ゲットできたみなさんはお楽しみいただけたでしょうか?

Muraozeてぬぐいはまだ手に入ります!

同じくRWANDA COFFEE CHALLENGEのために作った「Murakozeてぬぐい」。WHW!による、ルワンダらしいモチーフを楽しげにあしらったデザインで、色はルワンダの国旗をイメージしています。とても素敵な仕上がりになりました。

いろんなグッズがある中で、てぬぐいを採用したのには理由があります。綿でできているてぬぐいは乾きやすく、ハンカチよりも大判なのでものを包むのにも使えます。昔の人たちは、てぬぐいを使い込んで生地がくたびれてきたら他の役割を与え、長く使いながら愛用してきました。私たちがルワンダのプロジェクトで叶えたい「循環」。てぬぐいのように、ひとつのものを長く大切に使うことも循環に繋がるアクションだと思っています。

こちらも収益は活動資金になります。オンラインショップで購入できますので、よろしければぜひ!

詳しく見る→【RWANDA COFFEE CHALLENGE】MURAKOZE てぬぐい

ありがとう!RWANDA COFFEE CHALLENGE

コンペティションからカッピング会まで大盛況のうちに終了したRWANDA COFFEE CHALLENGE。

今年6月にもルワンダ訪問を予定しています。その際に、カッピング会の参加費やグッズの収益をルワンダのソイルプロジェクトに寄付させていただきます。

美味しく楽しくコーヒーを飲むことが、ルワンダのコーヒー生産の支援に繋がるーRWANDA COFFEE CHALLENGEの様々な企画を通じて、そんな素晴らしい繋がりが実現できたことが本当に嬉しかったです。

スペシャルティコーヒーのキーワードである「from seed to cup」は、コーヒーの栽培から皆さんが飲む1杯になるまでを表しています。しかし、RWANDA COFFEE CHALLENGEで実現したのは「from cup to seed」。みなさんが選ぶ1杯が、コーヒー生産に帰っていく。とっても素敵な循環です。美味しいコーヒーがある未来を一緒に作っていきましょう!

text by Mai Yamada

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