- ONIBUSについて
ABOUT LIFE COFFEE BREWRS渋谷一丁目 もうすぐ1周年
こんにちは!ABOUT LIFE COFFEE BREWERS渋谷一丁目店(以下:ALCB渋一)の桜庭です。この度皆様のおかげでALCB渋一は4月27日に1周年を迎えますが、今回のブログでは、1周年企画の内容を準備のお話も含めてご紹介したいと思います。この記事を読んで、1周年を楽しみにして頂けたら嬉しいです!
ABOUT LIFE COFFEE BREWERS渋谷一丁目
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、道玄坂店をはじめALCBは、ONIBUSのコーヒーをメインにしつつ社外ロースター2箇所のコーヒーも常に提供しています。ALCB渋一では大阪・aoma coffeeと群馬・warmthのコーヒーを各1種類ずつ提供しています。この2箇所のロースターはファンも多く、今思えば、そのおかげで私たちを知っていただくことも少なくはなかったと思います。自店のみでなく、さまざまな方の力をお借りして、毎日楽しく営業しています。スタッフ一同、いつも来ていただく皆様へ感謝いっぱいの気持ちでいます。
場所は、渋谷と聞くと賑やかな立地のイメージを持たれるかと思いますが、美竹通りという渋谷のメイン通りから少し離れた落ち着いた場所にあるので、平日はゆったりとした時間が流れています。「all day place」というホテルの1Fに入っていることもあり、最近ではオープンする8時から朝のコーヒーを求めて来てくれる方も増えてきました。
オリジナルのホットサンドも変わらず人気があり、自由が丘で作られているお菓子もコーヒーと抜群の相性なので、お客様には一緒に合わせて楽しんでいただけることもしばしば。5月にはONIBUSのコーヒーを使用したアイスクリームをバナナブレッドにのせた商品もスタートしますよ!今後も季節の変化に合わせ、さまざまなコーヒーとお菓子を皆様に楽しんでもらえるよう考えを巡らせています。
「Mikkeller Kiosk Bar」とのつながり
ALCB渋一の同じフロアに、「Mikkeller Kiosk Bar」があるのもこの店の魅力の一つです!
個人的な話になりますが、私自身8年ほど前にMikkellerの初店舗で働いていたことがあります。その時の繋がりから、店は違いますが今回またこうしてその時のメンバーと共に働ける縁に喜びと不思議な感覚を抱いています。オニバスとミッケラーはスタッフ同士も仲が良く、気さくに話し合い、一緒に良い空間にしていこうと日々試行錯誤をしています。なんといってもMikkllerのビールはとっても美味しいので、仕事終わりについつい飲んでしまいます。(この職場の特権です!笑)このビールには何度助けられたことか。
1周年コラボレーションビール
今回はALCB渋一・Mikkeller Kioskが共に迎える1周年ということで、「箕面ビールとコラボをしよう」というMikkellerの一言で、今回この1周年コラボビールを作っていただく流れになりました。(Mikkellerは、過去にも様々なブリュワリーとコラボレーションをしています。)そして私自身にとっても、とても光栄でワクワクしかない特別な決定でした。
今回の1周年コラボビールは、”コーヒービール”ということでスタウトのスタイルにしました。このスタウトは、Mikkellerの”Beer Geek”というオリジナルレシピに箕面ビールならではの変更を加えたもの。そしてなんと、そこにONIBUSのコーヒーを入れるのです!
3月上旬、私自身が大阪箕面市にあるブルワリーにお邪魔し、一緒に数種類のコーヒーをテイスティングして合わせるコーヒーを決定しました。数種類の中から皆で選んだのは、ALCBのみで提供している「BFW」というホンジュラスとコロンビアのブレンドです。フルーティーでありながらコクもあり、酸味は強すぎず、バランス抜群のコーヒーです。
箕面ビールとは
皆様もがどこかで目にしたことがあるのではないかと思います。箕面ビールは1970年に創業されました。創業者、大下正司氏を引き継ぎ、今は長女である香緒里氏が代表を勤めています。今回初めてお会いしたにも関わらず、とても気さくで親近感があり、優しい方でした。そして、箕面ビールへの愛情がとにかく強い。
私の中では、箕面ビールは以前から勤め先で使用していたり、スーパーで見かけていたこともあり、とても有名なビールであると感じていました。そこで、香緒里氏に「どのように有名になっていったのでしょうか?」と質問をさせていただいたところ、「有名とは思ってないんです」という返答が返ってきました。これには驚きましたが、特別なビールではなく、デイリーなビールを作ることを目指しているとのこと。香緒里氏やスタッフの方々の親近感ある対応に触れ、そういった気持ちが染み付いているんだなと感じ、より一層箕面ビールが好きになりました。
箕輪ビールは環境に配慮した取り組みを行っている点も素晴らしいと思いました。使用済みの麦芽粕を地元の農家の方々に全て提供し、牛や鶏の資料や畑の堆肥に使用されいているそうです。その量は1回のビールの仕込みで800kgほど。この取り組みは新しい農家の方々へと広がり続けているというのが、またすごいところ。
さらに!その鶏から生まれた卵は「WEREHOUSE」(ボトルショップ & パブ)という所で購入できます。まさに、素晴らしい嬉しい”循環”です。
写真:WEREHOUSE
WEREHOUSEはビール工場から徒歩1分ほどの場所にあり、とっても可愛いパブです。お店のすぐ近くには山があるのですが、そこにはよく猿がいるそうです!コーヒーの世界にいながらも、このようにな別の業種の方々と関わることができて、素晴らしい体験になりました。今後もコーヒーを通して、想像もできないような経験をしていきたいです。ONIBUS COFFEEでも「循環」を大切にしているので、同じようなマインドを持つ企業を知りとても嬉しくも思いました。
”Mikkeller×MINOR×ONIBUSコラボレーションビール”は、どんな黒ビールになるのでしょうか。今回、初めてコーヒービール作りに一から携わることができたことで、このビールの完成を誰よりも楽しみにしているのは私自身なのではないか、、と思うほどワクワクしています。
Mikkeller Kioskでは4月29日、ALCB渋一では4月30日から店頭にて販売いたします!(※店内飲食限定となります。お持ち帰り用のご購入につきましては、Mikkellerカウンターのみ購入可能となります。)たくさんの方に楽しんでいただきたいと思います。冒頭でもご紹介したお菓子とも相性良いこと間違いなしです!
1周年記念タルト
今回、Mikkellerチームには自社のコーヒーを使用したビールを作っていただきましたが、ONIBUSでは、Mikkellerのビールを使用したタルトを作ることにしました。ONIBUSのヘッドパティシエである山中浩平が手掛ける1周年記念タルトです。なんといっても、パティシエ山中に任せれば、美味しいスイーツができることは間違いなしです!今回使用するのは”IMPERIAL STOUT BREWED WITH MAPLE & COFFEE”という、メープルとコーヒーがほんのり香る濃厚なビールです。そして、コーヒービールでも使用した「BFW」のコーヒー豆を入れたクランブルをタルトの上にのせ、焼き上げております。数量限定で4月27日~30日まで販売予定です。コーヒーにも、ビールにも合うこと間違いなしのタルトをALCB渋一でお楽しみください!
これからのALCB渋谷一丁目
瞬く間に一年が経ち、そんな中で感じることは、日々変化していく環境であるということです。お客さまの層も固定されることなく、今では海外の方も多くいらっしゃいます。皆様に合わせたニーズを常に追求し、居心地の良い、素敵な時間を過ごせるお店にしていきたいと思っています。私自身がさまざまな職場や環境で素敵な縁が繋がってきたように、店内でもさまざまなドラマが繰り広げられていくことでしょう。その背景に美味しいコーヒーやお菓子・香り・音楽などがあり、少しでも良い時間を過ごしていただきたけるようにしたいと思っています。音楽といえば、Mikkellerでは毎週土曜の18時からDJイベントを行なっているので、時間によって変化する雰囲気も楽しんでいただけます。
私自身、コーヒーへのこだわりは強く持っています。ここへ足を運んでくれる皆様にとって、スペシャルティーコーヒーへの興味を持つきっかけになってもらえたら、と思い日々のクオリティーも精進していきます。1年前はカフェラテがメインの方が多かったですが、最近ではハンドドリップやコールドブリューなど、コーヒー豆本来の味を楽しんでくれる方も増えてきており、一層やりがいを感じています。渋谷に来て、ちょっと一息という感じでALCB渋一を気楽にご利用いただきたいです。気温が上がってきて外の席で過ごすのも快適な気候になってきましたので、気分によって、ビールを楽しんだりコーヒーにしてみたりなど最高な環境ですよ!
今後も引き続き、1周年を迎えるABOUT LIFE COFFEE BREWERS渋谷一丁目店をこれからもよろしくお願いします。お店で待ちしております!
Text by Ryoko Sakuraba