商品情報にスキップ
コーヒー豆

エチオピア / ウォルカ サカロ ロットビレ

通常価格 ¥1,458
セール価格 ¥1,458 通常価格

生産地:Gedeb , Gedeo zone, East of Yirgacheffe(ゲデブ、ゲデオゾーン最南東部、イルガチェフ地域東側)
農園 / ウォッシングステーション : Worka Sakaro(ウォルカ・サカロ)

生産者: 25軒の小規模農家(0.5ha~10ha)
品種:Heirloom (エアルーム)
精製方法:Washed(ウォッシュト)
標高:2,050m

テイスティングコメント:
ホワイトグレープフルーツ、フローラル、サトウキビ、スムースマウスフィール(なめらかな口当たり)

エチオピアより、現地トレーダーBNT社CEOのビレさんセレクトロットのご紹介です。イルガチェフ地域東側のゲデオゾーンは6つの地区に分れており、その内の一つがゲデブ地区です。ゲデブ地区は16の行政区に分かれ、その一つがウォルカ・サカロです。

配送について

平日12時までのご注文で当日発送!!


※土日は休業となりますので、翌営業日の発送となります

※通常、商品代金が記載された納品書を同封しております。納品書がご不要の場合には、ご注文の際にメモ欄にご記入ください。

※この商品はギフトラッピングは承れません。

【海外への配送について】

※EMSの配送を希望される方へ

コロナウイルス感染拡大など様々な影響で、EMSでは一部の国と地域への配送が停止されています。

また、配送可能地域でもお荷物の到着までに約2か月を要した事例もございます。

お荷物の遅延による注文のキャンセル、または返金は致しかねますので予めご了承ください。

※北米・ヨーロッパ・オーストラリアへ配送を希望される方へ

配送業者をEMSに選択した場合は、DHLに変更し差額のご請求をさせていただきますので、予めご了承ください。

ご不明点などはお気軽にご連絡ください。

※DHLとFEDEXを利用する場合、土日祝日の発送は行っておりません。

休み明けに順次発送致します。

二人の社長ビレさん、テディさんですが、テディさんが先にコーヒービジネスの経験を他社で積み、その後アディスアベバ大学の同級生ビレさん(当時国際開発系の仕事に従事)を誘ってBNT社を設立しました。その頃から彼らのモットーは【PAY FAIR GET FINNEST=適正に支払い最高のものを獲得する】です。

彼らとの取り組みは2012年よりスタートしました。BNT社のイルガチェフコーヒーは鮮度、品質が素晴らしく、産地、日本や海外の展示会で二人の社長ビレさん、テディさんと交流する中で、お客様の意見に耳を傾けて常に改善を行う姿勢に感心したものでした。お客様を訪問してコーヒーを飲むことがとても好きなことも好感を持ちました。同社の初期の頃、品質はそれほど良くなかったこと、資金繰りにも苦慮していたようです。
しかしながらお客様と共に一歩一歩改善を続けることで今の姿があります。同社はイルガチェフやシダモ、グジなどで45の水洗工場と独占契約をしてコーヒーを調達する一方で、子会社として水洗工場を幾つか所有しております。 水洗工場を経由しての農家への先払い(収穫前)、完熟実の収穫、適切な水洗処理工程、スローな乾燥、そして自社の脱穀・精製工場での精度の高い選別が高品質でユニークな個性のあるコーヒーに繋がっています。精製工場では欠点豆の混入率を更に小さくする為、カラーソーターを一台増設し、更にスペースと生産効率向上の為、工場を拡張工事中です。

ビレさんは人との関わりが好きでユーモアと芸術センスのある人です。今回は数あるゲデブ・ウォルカのロットの中からビレ社長がセレクトしましたロットをお届け致します。

生産処理: 
1. 熟度の良いものを工場のタンクに投入   
2. チェリーはマッキノン製のディスク式パルパーで皮を剥き、水流によってパーチメントをP1、P2、P3に比重選別(P1が重く、最上級。)
3. パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36~48時間の醗酵処理
4. 表面の滑りがパーチメントから剥離する段階で、水路で水洗い
5. 約半日のソーキング後、パーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥
6. パーチメントの撹拌と欠点除去を行いながら、12~15日間掛け乾燥を仕上げる
7. 脱穀工場でドライミリング後、精製不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て、最終精製された生豆を麻袋に充填、輸出

日照の強い11~15時の時間帯は、パーチメントをビニールシートで覆います。これは、パーチメントを護ることと急激な乾燥を防ぐためです。標高が高い上に、赤道直下のこの地域では、日照が強すぎるとチェリーやパーチメントにダメージを与えて、味に濁りが出てしまいます。
また、通常の乾燥日数が8日間のところ、12~15日間掛けてゆっくり乾燥を進める(スロードライング)ことで、コーヒー内の水分を均一化させ、複雑でありながらクリーンな味わいを作り出しています。緩やかな乾燥は、消費国での生豆の保存性にも大きな影響を及すことが分かってきました。
乾燥後、脱穀された生豆は、機械選別後、ハンドピックにより選別され、高品質FWコーヒーが完成します。方法はシンプルですが、人の力が品質を大きく左右します。 
イルガチェフ地域東側のゲデオゾーンは6つの地区に分れており、その内の一つがゲデブ地区です。首都アディスアベバから434㎞離れ、数年前までは車で8時間近く掛かる僻地でしたが、2016年に開通したエチオ-ケニア道路の開通により所要時間は3時間ほどまでに近くなりました。土地の1/4にコーヒーが植えられる程、エチオピアの中でもコーヒー生産に適した環境が整っている地域です。ゲデブ地区は16の行政区に分かれ、その一つがウォルカ・サカロです。

急斜面で緑が多く濃いので自然栽培に良く、特にコーヒーの木のまわりにはホルスバナナツリーが多いため、葉が落ちて分解発酵しコンポストとなることで窒素が増え、土壌がリッチになります。
水洗工場名のウォルカとは、現地ゲデオ語で「金」を意味しますが、エチオピア最後の皇帝ハイレセラシエの部下がこの地を訪れた際に、人々の持て成しに甚く感銘を受け、この地をウォレカ(金)の地と呼ぶようになりました。

ウォルカ・サカロ水洗工場は2019クロップより、BNTの子会社レンジャー(社員は写真の緑のユニフォーム着用)が水洗工場を所有し、これまで以上の最高のイルガチェフ作りを目指し、始めた水洗工場です。
優秀なスタッフをそれに見合う賃金で集めて、精製~乾燥工程を丁寧に行っています。


(参考:インポーター資料)

おすすめ商品