ONIBUS台湾2号店、台中にまもなくオープン!〜最新情報〜
ONIBUS COFFEEの台湾1号店が台北にオープンしたのは2023年4月のこと。そして待望の2号店が台湾第二の都市・台中にオープンすることになりました。もうすぐオープンを控える台中店の最新情報です。
文化と緑に溢れるロケーションにONIBUSが誕生
台北から新幹線で約1時間ほどの場所にある、台湾第二の都市・台中。ONIBUS COFFEEの新店舗ができるのは、台中の名所、国立自然科学博物館と国立台湾美術館を繋ぐ『草悟道』という約2キロの並木道沿いです。大きな交差点に面した『忠泰老佛爺』という新しい施設の1階にオープンします。
『忠泰老佛爺』は、カール・ラガーフェルドという世界的なデザイナーが建築を手がけたことでも注目されています。ラガーフェルド氏は、1980年代にシャネルのデザイナーとして低迷期のシャネルを再建した人物としても知られています。2019年に亡くなるまで、ファッションだけでなくジャンルを超えて世界最高のデザイナーとして意欲的に活動しました。
そんなラグジュアリーな雰囲気も漂う『忠泰老佛爺』ですが、近くには大きな広場や植物園もあり、溢れる緑からは居心地の良さも感じられます。街には昔からあるお店も新しいお店も、個性が光るさまざまなショップが並び、カジュアルさも兼ね備えた街並みは歩いているだけでも1日楽しめそうな雰囲気です。
「土」をテーマにしたダイナミックな内装
今回の台中プロジェクトで設計をお願いしたのは、トラフ建築設計事務所&園田慎二建築設計事務所です。トラフ建築設計事務所とは、ONIBUS COFFEE那須店でも一緒に店作りをしました。丸太を使ったベンチやコーヒーかすの床など、必然性と遊び心を内包したデザインが那須店の魅力になっています。台中店でも、ONIBUSのコンセプトを内装に落とし込み、この場所だからこそ表現できるデザインを手がけてくれました。
台中店の内装のコンセプトはズバリ「土」。土は、コーヒーを育てるために欠かせないもの。そして様々な微生物が、互いに影響しあって形成される土の在り方は、多様性と融合を尊重するONIBUSのチーム作りにも通じます。草悟道という緑豊かなこの場所にも、このメッセージはピッタリです。今回は地元の施工会社と協力し、本物の自然素材を使うことでコンセプトに沿ったダイナミックな世界を実現しました。
いつもONIBUS COFFEEのお店に温もりを与えてくれる、手描きアーティスト『チョークボーイ』によるペイントも施され、ONIBUSらしさも加わりました。
どっしりとした土の塊の存在感がありながらも、サクッとコーヒーだけ楽しむ方にも、誰かとゆっくり時間を過ごしたい方にも、居心地の良い空間になっています。またエスプレッソマシンやドリップコーヒーのカウンターは、まるでバリスタたちがプロフェッショナルとして輝くステージの様で、働く人も誇りを持てるような場所になりました。
オープンを控え、現在も工事中!ということで、この記事で紹介できるのは途中まで。台中という場所で実現した迫力と温かみのある空間の全貌は、ぜひ来て体験してほしいです。
プレオープンは11月15日
この冬にグランドオープンを控え、プレオープンは2024年11月15日に決定しました。コーヒーはもちろんのこと、台中店ではフードも提供します。グランドオープンまでに少しずつラインナップが増えていく予定です。
新たな地でコーヒーを通じてたくさんの方々に会えること、とてもワクワクしています。少しでも豊かな気持ちを感じてもらえるように、美味しいコーヒーと、心に残るサービスを提供できるお店にしたいと思います。
お近くの方も、そうでない方も、ONIBUS COFFEE台中店にぜひご注目ください!
ONIBUS COFFEE Taichung
住所:404 台湾 Taichung City, North District, Guanqian Rd, 35號三號
プレオープン:2024年11月15日
グランドオープン:今冬
営業時間などの詳細はインスタグラムアカウント @onibuscoffee_taichungをご覧ください