店舗周年レポート〜1月奥沢店・中目黒店〜

年が明けあっという間に過ぎ去った1月。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

1月というのは新年の始まりであり、そして忘れてはならないのがONIBUS COFFEEの誕生日。2023年1月で11年を迎えることができました。

昨年の10周年イヤーを超え今や7店舗となったONIBUS COFFEEですが、周年を迎えるとやはり今までやってこれたことやお客様への感謝、そして新しい1年もさらに邁進していこう！と気持ちを新たにできるきっかけとなります。

今回のブログは、周年を迎えた奥沢店・中目黒店の2店舗のマネージャーより、どんな周年を迎えたか？をレポートして頂きました！

奥沢店11周年

去る1月27日（金）に奥沢店は11周年を迎えました。そして、1月27日（金）～29日（日）までの3日間、奥沢店ではこの11周年を祝したイベントを開催していました。今回は、その時の内容とイベント中の様子をご紹介します。

①周年のためのペシャルビーンズ

まずは、11周年を豪華に彩るために、”カップオブエクセレンス”常連農園のエルサルバドルサンタローザ農園の豆をご用意しました。

品種はパカマラ種・精製方法はナチュラルプロセスです。焙煎度合いは豆が本来持つ味わいを活かすため、ライトローストで。芳醇な果実感の中に、パカマラ種らしいしっとりとした甘さと質感を内包した、オニバスコーヒーの通常ラインナップとは異なる少し贅沢なコーヒーで、イベント期間中3日間は豆の先行販売とドリンク提供を行いました。

スペシャルビーンズということで、普段ラテしか飲まないお客様がこの機会にブラックコーヒーを試してくれる場面もあり、コーヒーを通した日常の新しい経験を楽しんで頂けたようで私自身も大変嬉しく感じていました。

②奥沢限定豪華スイーツ

次に、奥沢店らしさを考えて用意したスペシャルスイーツをこの日のために3種類用意しました。

オニバスの焼菓子部門発祥の地として2022年の自由が丘店オープン前まで焼菓子工房としての機能を担っていた奥沢店ですが、その間にはたくさんの農家さんや素晴らしい素材との出会いがありました。そんな数々の出会いに感謝の気持ちを込めて、イベント期間中限定で過去に使用した素材の一部をふんだんに使用したスイーツを考案、復刻していました。

1つ目は、熊本県「野原農研塾」の無農薬のサツマイモ（紅はるか）をふんだんに使用した「スパイススイートポテトパイ」です。シナモンやクローブなどスパイスのアクセントを効かせたスイートポテトペーストを、サクサクのパイ生地に流し込んでじっくりと焼き上げたリッチな味わいのスイートポテトパイは、コーヒーとも相性ぴったりでした。

2つ目は、栃木県「江連農園の」無農薬いちご（とちおとめ）と、神奈川県「ミコト屋（旅する八百屋）」の愛媛県産レモンを主に使用した、「ヴィーガン＆グルテンフリーバターサンド」2種（ストロベリー＆ラズベリー、シトラス＆ピスタチオ）です。ヴィーガン＆グルテンフリーのオプションがつくことで少しでも多くの方に届く焼菓子を作りたいという思いで考案し、見た目にも華やかさをプラスしたことで、イベント期間中大人気でした。

3つ目は、高知県「刈谷農園」の無農薬ジンジャー使用の、「グルテンフリーキャロットケーキ」です。こちらは過去にオニバスコーヒー各店舗でも販売実績のある大人気商品で、今回限定復刻という形でご用意していました。

奥沢店11周年という特別な日に用意したスペシャルビーンズ＆スイーツでお客様や生産者の皆さんに少しでも感謝の気持ちが伝わっていれば、とても嬉しいです。

3日間のイベントの様子

期間中3日間は、長年のオニバスコーヒーの常連でもある、ブラウンシーの熊木健二さん（愛称：クマケンさん）に店舗の花の活け込みをお願いしました。クマケンさんといえば、最近では渋谷道玄坂のアバウトライフコーヒーブリュワーズのフラワーポップアップが記憶に新しい方もいらっしゃるのでは。そんなクマケンさんに奥沢店も普段より華やかに彩って頂くことができ、来店された多くのお客様がそのダイナミックな活け込みに注目し楽しんでくれていました。こうした一面も、多くの常連の存在に長年支えてもらって店が続いてきたということを実感するきっかけでした。

また、27日（金）の11周年当日には、代表の坂尾篤史が奥沢店店頭に立ちお客様をお迎えしていました。この日は、大寒波の曇り空にも関わらず遠方から来てくれる方や他店の常連の方々が多く来店してくれ、和気あいあいとした心温まる一日となりました。

2日目以降は徐々に天候も回復したことにより、更に多くのお客様の来店がありにぎやかで明るい雰囲気が続き、普段とは違う少し特別な雰囲気の中で多くのお客様がお祝いの言葉を届けてくれ、こちらも一層感謝の気持ちが高まる思いでした。

まとめ

2022年4月のオニバスコーヒー自由が丘店オープンにより、奥沢店の営業日は毎週金土日の3日間のみに縮小となりました。そんな中でも変わらず多くのお客様が奥沢店を訪れ、支えて下さったおかげで今回の奥沢店11周年を迎えることが出来たことに感謝の気持ちで一杯です。今後も変わりやすい世の中で、決して毎年変わらず周年を迎えられるとは限りませんが奥沢店ではこれからもコーヒーと焼菓子を通して、少しでも多くの人に元気とささやかな幸せを届けていきたいです。

オニバスコーヒー奥沢店、11年目もよろしくお願いいたします！

Text by Yuki Miyachi

 中目黒店7周年

奥沢店に続き、中目黒店は1月21日で無事7周年を迎えることができました！コロナを乗り越え、私自身マネージャーとして初めての周年のお祝いでしたが、お店をオープンし続けられるのも近隣の皆様や国内・国外のONIBUS COFFEEや中目黒店を好きで通ってくださる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。

さて、この7周年のタイミングに久しぶりのブログを書かせて頂くわけですが、今回はイベントの様子とまた最近の店舗リニューアルに関しての紹介をさせていただきます！

7周年イベント

”イベント”と呼べるほど大きな催しは開催しなかったものの、日々の感謝を込めて、いつものコーヒーやお菓子メニューに加えてささやかな中目黒店限定の焼き菓子のご用意と、豆をご購入いただいた方へシングルオリジンの豆のプレゼントをさせて頂きました！

焼き菓子は、自由ヶ丘店のペイストリーシェフ協力のもと、中目黒店のエスプレッソで使用している浅煎りのオリジナルブレンド”STEP”と２種類の有機レーズンを使ったタルトをご用意しました。浅煎りのブラックコーヒーに合うようにアーモンドパウダーの甘さを控えめにしたタルトです。数量限定で3日間のみの販売を行いました。コーヒーとのペアリングを楽しんでくださったり、美味しかったとお声がけもいただけたり、ドリンクとしてのコーヒー以外でもONIBUSの豆を楽しんでいただけたことや、常連のお客様や初めてご来店いただいたお客様にも楽しんでいただけたことが嬉しく、企画してよかったなぁとしみじみ感じました。ご協力いただいたペイストリーチームにも感謝を述べたいです。ありがとうございました。

また、奥沢店同様ではありますが、クマケンさんに周年当日の店頭を素敵なお花で華やかに飾ってもらいました。想像以上の仕上がりで素敵な空間ができあがったのはもちろん、働いている私たち自身もとても癒され幸せな気持ちになりました。

 7周年店舗テラスリニューアル

そして今回、7周年のタイミングで1月30日から2月1日の3日間、中目黒店の1階テラス席をリニューアル致しました！もうご覧いただいた方もいらっしゃるかと思います。

中目黒店オープン当初から店舗デザインや設計をお願いしている鈴木さんに依頼し、新しいテラス席とウッドデッキを新設しました！今までのシックで格好いいコンクリート仕様から、赤杉を使用したとっても温かい印象のテラスに仕上がりました。完成して数週間、まだ杉の良い香りがお店を包み込んでいます。田舎育ちの私にとっては木の香りがとても心地よく、都会なのに都会ということを忘れてしまいそうになるほど落ち着きます。冬の夕方のライトアップにより温かみが増したり、雨の日にこそ一層自然の香りを感じられたりと、ウッドデッキがあることで今まで以上にテラス席が様々な表情を見せてくれます。個人的に夏にこのテラスで飲むコーヒーが既に楽しみです！これから暖かくなってきますので、新しい植物は何を植えようかなと考えていたり、、小さな楽しみが増えました（笑）

ぜひ皆様にも、この場所でコーヒーと共に都会の中にある自然を楽しんでいただけたら嬉しいです。

まとめ

さて、ここまでブログを書き進めて参りましたが、コロナが慢延し始めた頃に入社した私にとって、近隣の方や国内のお客様の来店がほとんどでしたが、最近は海外からたくさんのお客様が中目黒店に足を運んでくださるようになり、中目黒店らしい光景が戻ってきたように感じます。とても寒い時期にも関わらず、多くのお客様や関係者の方に周年のお祝いの言葉をいただけたことが何よりも嬉しく、そして新鮮な体験をさせていただきました。

来年の周年は何ができるかなぁ、より素敵な周年イベントにできたらなぁと、もう既に考えを巡らせています。今年1年も、今までの良さを残しつつ今まで以上にバージョンアップした中目黒店に！8年目に突入したONIBUS COFFEE 中目黒店もよろしくお願い致します。

最後までご精読いただきましてありがとうございました。

以上、中目黒店マネージャー宮原より7周年のご報告でした！

Text by Moeko Miyahara