- ONIBUSについて
ABOUT LIFE COFFEE BREWERS新店舗オープンまで②〜渋谷に新しいコーヒーカルチャーを〜
先週に引き続き、今週も「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS渋谷一丁目」オープン直前の記事をお届けしたいと思います。ホテルのサスティナブルな取り組みの深堀りや、新店舗でのメニューなどを中心にお話ししていきます。
「all day place」の試泊をしてきました
部屋の写真ってどうやってもうまく撮れない筆者です
先日、UDSさんよりご提案を頂きホテル開業前に試泊をさせて頂きました。ホテルの部屋ももちろん素敵でしたが、とにかくサスティナブルな取り組みが多く、是非皆様にもご紹介出来たらと思います。アメニティの代表といえば歯ブラシが上がるのではないでしょうか。こちらにおいてある歯ブラシは、竹の素材でオーガニックのものが使用されていました。通常、竹素材の歯ブラシだと大きいヘッドのものが多いですが、かなり小さく使い心地もとても良かったです。竹の部分は紙を作るようにリサイクルも可能なんだそうです。また、使って驚いたのは紙状の歯磨き粉。これは日本の伝統的な金箔の技術を使っているそうです。
竹の素材の歯ブラシと紙歯磨き粉
次に目に入ったのはコースター。このコースターは回収された洋服を衣類を集め圧縮した100%繊維系廃材のものでした。色合いも独特の風合いで素敵で使い勝手も良かったです。
色合いもユニークな100%繊維系廃材のコースター
その他にも、部屋にはペットボトルの水があるのではなく、グラスのサーバーが置いてあり、ウォーターサーバーまで水を汲みに行くシステムも画期的でした。必要な分だけ取りに行くことで無駄もなく、ペットボトルのゴミも出ない。
その他にも多くの取り組みがなされていましたが、気になるは是非泊まって体感してみて下さいね。
部屋にあるサーバーを持って必要な量だけ水を取りに行く
マルチロースターとして新しいチョイス
群馬県高崎市に構えるwarmth
さて次はコーヒーの話。ALCBは2014年のオープン以来、自社のONIBUS COFFEEのみではなくマルチロースターとしてマイクロロースターを一部扱い提供してきました。現在の道玄坂店では山梨AKITO COFFEE、京都STYLE COFFEEを選んでいます。今回の新店舗でも新しいマイクロロースターとして、群馬warmth、大阪aoma coffeeの2社からコーヒーを選び提供します。どちらもONIBUSチームと長く親交のあるロースターで、道玄坂店ではどちらもオープン直後にゲストビーンズとして扱い大好評でした。今回は通常のラインナップとしてドリップコーヒーでお楽しみ頂けます。ONIBUSとの違いも是非楽しんでみて下さいね。
大阪aoma coffee
フードやスイーツの充実
今までコーヒースタンドであったALCBですが、新店舗では店内席もご用意しています。店内でゆっくりとコーヒーを楽しめるのはもちろんですが、新しくフードやスイーツも始める予定です。今月オープンしたばかりの自由が丘店でも試作を行い、準備を進めています。ホットサンドやチーズケーキなど是非コーヒーと一緒にお楽しみ下さい。
最後に
オープン直前やっと形が見えてきました
筆者自身、道玄坂のALCBに通ってスペシャルティコーヒーの魅力にどんどんハマっていきました。それは通いやすく、またフレンドリーなバリスタのお陰でコーヒーが日常になり、気づいた時には仕事としてコーヒーと向き合っています。今回の新店舗では、ONIBUSチームだけでなくUDS、DDAA、Mikkellerと色々なチームで取り組んできました。色々なカルチャーを含んだお店でホテルに泊まりたくて来た方、クラフトビールを楽しみに来た方、建築が好きで見に来た方、それぞれが自分たちのコーヒーを飲んで、スペシャルティコーヒーカルチャーを好きになってくれたらいいなと思います。そして日常にコーヒーが溶け込むことで、誰かの生活が少しでも豊かになれば本望です。
今回このプロジェクトを通して、お店が出来ていく過程を体験し、どんなお店も血の滲むような努力があって、非常に多くの人に支えられて出来ていくことが痛いほどに分かりました。当たり前のようにそこにあるお店ひとつひとつが存在すること自体が奇跡なんだなと。
オープンまであと少し。オープンしてからもきっと多くの課題を見つけて、改善していかなければなりません。ですが、きっと誰かの新しい日常の一部になれると信じて全力で走り切ります!
オープンした際には是非お店へお越し下さいね。今日もコーヒーを楽しんでいきましょう!