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HONDURAS
Heyvis Sagastume
Farm : La Aguja
Producer : Heyvis Sagastume
Location : Santa Barbara
Varietal : Pacas
Process : Washed
Altitude : 1,500m
Flavor Note : Stonefruits, Tea-like, Clean cup, Rich mouthfeel
Santa Barbara県のEl Dorado村を拠点に活動する生産者、Sagastume一家の長男であるHeyvisさんの手掛けるLa Agja農園のご紹介です。
古くからEl Dorado村でコーヒー産業に携わってきた父親のPedro氏ですが、数年前からその広大な土地でコーヒー産業を営んできた農園を複数区画に分けて3人の息子に分け与え、それぞれが独立した生産者として区画毎に新たに名付けられた農園を管理してきました。もちろんHeyvisさんもSagastume家の一員として一部区画でのコーヒー生産を手掛けていますが、彼がメインで管理しているLa Agja農園はそこから5kmほど離れたエリアに位置しています。
1998年に一家で手入れを始めたLa Agja農園は2016年にPedro氏からHeyvisさんへと相続され、現在はそこでPacas種やParainema種を栽培しています。彼らの拠点には何度か訪問したことがあるのですが、残念ながらAgja農園への視察は未だに果たせていません。帰り際には年間数十本程度しか生産されてないSagastume家オリジナルの蜂蜜も頂いたので、という訳ではありませんが今後必ず訪れたい農園のひとつです。
Heyvisさんは現在では実家の近くに自宅を構え、自身の家族と住んでいるようですが、精製処理はPedro氏の自宅にある施設で行っています。
コーヒーチェリーの収穫後にパルピングなどを施したあと、カップの解像度を高めるために48時間ソーキングを行います。
その後、できるだけ長期的に水分活性値を安定させるために2週間から20日間と比較的長い期間乾燥させながら水分値をコントロールしています。
現代スペシャルティーコーヒーの品質管理において割と当たり前になってきたスロードライですが、Yojoa湖を囲うように位置するSanta Barbaraの山岳地帯では、湖からの水蒸気で湿度が保たれるため、それとなく、自然と成立している条件なのかもしれません。
毎年買付けに訪れる度にテイスティングテーブルに並んでくれている彼のコーヒーですが、Santa Barbaraの土壌で育ったPacas種特有のストーンフルーツのような甘く柔らかい特性ももちろん素晴らしい。
ですが、なによりもローストポイントを少し誤ってしまうと彼の表現が壊れてしまうんじゃないかと思うほど繊細で綺麗なコーヒーです。口数の少ないところからなのか、共にコーヒー産業に携わる兄弟の中でも一際真面目な印象を受けていますが、彼の手掛けるコーヒーの美しは生産への姿勢を連想させてくれます。
Heyvis Sagastumeさんのコーヒーは現地の輸出業者「San Vicente」によって弊社との取引がサポートされています。
【San Vicenteについて】
ホンジュラス北西部の小さな街、Pena Blancaを拠点とし、サンタバルバラエリアで活動する生産者を中心に、現在では約200以上の農家と取引を行っています。 各国から集まるコーヒーインポーターやロースターなどの来訪者への現地アテンドやカッピング、 取引までをオーナーのアンヘル氏を中心とした数名のSan Vicenteチームでサポートしています。
アンヘル氏やスタッフのベンハミン氏はコーヒー農園のオーナーでもあり、coeなどの国際品評会においても数々の功績を納めています。 品質維持に不可欠な水分値や水分活性値など、品質管理を通して生産者へのサポートも行なっており、出荷されるグリーンコーヒーは水分値10〜11%、水分活性値0.40〜0.60awを適正として管理を行なっています。
※通常、商品代金が記載された納品書を同封しております。納品書がご不要の場合には、ご注文の際にメモ欄にご記入ください。
※この商品はギフトラッピングは承れません。
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